【挫折】人生を変えたいと思ったきっかけ

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清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・散歩・瞑想・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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食事を変えて人生好転したんだ!

という大雑把な話をすると、
「きっかけは何だったの?」て聞かれる事が増えてきた今日このごろ。
食事を変える前にまず、「自分の人生をいい方向に変えて行きたい」と思ったきっかけをつらつらと。

壮大な勘違いと真っ暗な未来

大学卒業が半年延びて、それでも待ってくれたベンチャー企業に入社して8年
「仕事に一生懸命打ち込んでいれば、幸せになれる」と勘違いして、
なにか戦略があったわけじゃなく、猪突猛進。
新規事業の立ち上げで、とにかく働いて、周りには沢山迷惑をかけた。
昭和的な働き方をしてテッペンを超える日もあった。
エリートサラリーマンのようにキラキラしていたわけじゃなくて、
泥水をすする感じの働き方。なかなか会社の評価が上がらない不満。

ストレスは増す一方。

大学3年から貯金なし・親の仕送りなしで一人暮らしを始めたもんだから、お金の不安。
長く付き合う女性が見つからない。
いつも疲れていて、休みの日はほぼ寝ているし、
唯一の趣味ボルダリングでメンタルを保てている状態。
そんなボルダリングでも、どんどん向上していく人に嫉妬するし、意外と人付き合いもある。
本当に好きでやっている人はキラキラしていた。
僕の場合は、痩せたい!という動機で始めて、それ以降の目標もあまりなかった。
だけど、ムキムキになった上半身とカチカチになった指の皮が誇らしく、
筋肉痛とプロテインが精神安定剤だった。

首の皮一枚で繋がっていて、自分の今に向き合うのが怖くて、将来のことも考えられない。
毎日、とてつもなく大きな不安真っ暗な未来がちらついて、憂鬱な気持ちで過ごしていた。

仕事の挫折と生きづらさ

新規事業を立ち上げて走りきった2年間。
部下をつけようと4〜5回ぐらいチャレンジしたものの、結果的には、僕が未熟だったから失敗。
やれるだけやりきって、身も心もボロボロ。
会社的にもこれ以上経費をかけて人を増やす試みはできないと判断したようで、
上司に少しキツめに、「もうこれ以上は挑戦させられないよ」と言われ、
今までギリギリ保っていた線のような物が、頭の中で切れて弾ける音がした。

なにもかもアホらしくなって、僕もギブアップすることに決めた。

この事業はどうする?と聞かれ、「事業は続けないとお客様に怒られます」とつたえ、
納得してくれ、他の方にバトンタッチすることに。
周りはアドバイスをくれていたし、手を差し伸べようとしてくれていたけど、僕が断って走り続けた結果だった。
思い返せば、同僚も途中で「面白いやつにならないとな」とアドバイスをくれていた。
最初は「なんでそんなこと言われないといけないの?」と思いつつ、
「あぁ、でも仕事しかしてないから、確かに面白くない人間なのかもしれない」と少し思っていた。
少しは自信のあった仕事も、苦手意識が生まれていた。

心がバキバキにへし折られていた。
何をやっても上手く行かないし「なんで自分はこんなに生きづらいんだろう?」と思っていた。
友人も含めて、会社の人たちも何故か生きづらさは感じて無いように見えた。

時間に余裕ができて気づいた

ギブアップしたことで、組織的には、
部署異動ということになり、残業がなくなって、帰宅してからの時間が増えた。
お店が開いていることに感動したり、「あぁ、人の生活に戻ってきたな」と感じた。
最初は、何をしたらいいんだろう。と思って、日課のアニメを見たり、YouTubeみたり、ボルダリングに行く回数を増やしたりした。
面白い人ってなんだろ?と、同僚に言われた辛辣な言葉を思い返したりしていた。
もし、これから何かを変えて面白い人になれたとして、評価につながるのは随分未来のことだなぁ…って思って一人で苦笑いした記憶がある。
当時、徐々に人気がでてきていたけど、それでもマイナーなボルダリングをしていて、僕自身変わった人ではあったかもしれないが、面白い人ではなかったようだ。

時間ができて気づいた。

あれ?僕の人生なんでこんなに楽しくないんだろう?

答えはそんなに難しくない。
仕事しかしてなかったから、ただそれだけの人だった。

僕はここで、「あぁ人生変えたいなぁ」と強く願って、心に誓った。


自分の人生だ、どうにかしていい方向に向くようにしたい。」

そう思った。

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