30代で結婚し、料理が趣味になり、はや5年。日々の生活で些細な変化を楽しめるようになり、ホーローポットの白湯に感動しました。その魅力に取り憑かれ、1年使い続けたことでわかった事をまとめいます。書いていたら、感動白湯を飲みたくなり、気づいていたらお湯を沸かしていました。
2023年の12月にホーローポットを購入し、白湯を作ったところ、めちゃくちゃ美味しくて感動。記事にするのは3ヶ月あたため、興奮のままにポットのレビューをしました。
感動白湯を作ってくれるポット。すっかり日常生活に馴染み、1日に2回以上使うぐらいのヘビーユーズ。多い時で5回沸かしている。その使用回数の多さから、2024年の私のベストアイテムの記事にも堂々のランクイン。
ベストアイテム!といえるぐらい、よく使っているし、自信を持ってオススメできる。開発者でも、販売員でもないですが、感動は伝えたい。その感動はすでに2記事で伝えたはずなんだけど、ヘビーユーズしたからこそわかることもあるんじゃないの?そんなこんなで、今回は1年以上使って見えてきた使用後のレビューを紹介します。今回紹介するのは月兎印のスリムポット0.7Lです。それではどうぞ。
使ってて見えてきたデメリット・気になること
欠けやすいかも
デメリットと言い切るには大げさですが、欠ける可能性がある。私は落とした記憶がなく、気づいたら欠けていた。妻に確認すると、手が滑ってシンクに落としてしまったかもしれない….(でも、はっきりした記憶はないそう)。普段遣いの鍋やステンレスの蓋に比べると、欠ける可能性がある。写真の通り、蓋の外側の一部、ほんとに小さく欠けていますが、中に異常はありません。真っ白だからこそ、少し目立ってしまう。これは少し気になるポイントでした。欠る可能性があるけれど、あと何年使っていけるのか、検証が楽しみです。死ぬまでに3代ぐらいで収まると嬉しい。15年に1度の買い替えのイメージ。
特に注意したいのは、片付ける収納先での衝突。引っ越しで荷物を運ぶ際の衝撃。ポットを置く場所にさえ気をつければ、普段遣いはそこまで心配はいらない。
吹きこぼれに注意が必要
ポットを火にかけ、読書やPC作業に集中していると、お湯を沸かしていることを忘れます。忘れていても支障はないですが、火加減が強いと吹きこぼれが起こる。急いで火を止めにいかないと、吹きこぼれっぱなし。シンクに水が飛び散り、掃除の事を考えると萎える。洗濯物を干しにいったり、ちょっと郵便物を取りに長時間目を離すのは厳禁。吹きこぼれも心配だけど、火事予防のためにもしっかり見守ろうと思う。
解決策は3つ。
- 弱火でじっくりお湯を沸かす
- 満杯まで水を張らず、6〜7割で使うこと
- 蓋をずらすと吹きこぼれの勢いが弱まる
ここまで神経質にならなくても大丈夫だけど、ある程気にしてお湯を沸かす必要あり。
沸かしたのを忘れて、もう一度温め直すことがしばしば
熱湯を使いたい時はその場でお湯を注ぐため、問題ない。しかし、お湯の温度を少し下げたい時、コーヒーや緑茶を淹れる際に、放置して少し冷まします。冷ましていることを忘れるとちょっと大変「もう、ぬるくなっている可能性がたかい…」と察し、もう一度火にかける。やっぱり読書やパソコン作業をしていると、つい忘れてしまう。少しだけ手間と感じる時があります。
1年以上使った使用感
内側は白っぽいカルキ?がうっすら溜まっている
内側の底は虹色の様に見え、側面は白い。カルキ?が溜まっているのか、水面付近を境に、白いグラデーションが見えます。毎日1回以上お湯を沸かしているため、毎回が煮沸消毒。乾かすだけのときもありますが、不潔だなと思ったことはありません(人を呼ぶ時は洗い直しますが)。普段遣いで、自分たちが飲むお湯であれば、乾かすだけで充分とも思え、ズボラ向きの1品です。
静止画では分かりづらいかな?と思い、動画にしてみました。
ホーロー(琺瑯)ポットの底は汚れが目立つ
コンロに五徳を敷いてお湯を沸かすため、底には傷が多くつきました。スポンジやメラミンスポンジで落ちるていどの汚れ。揚げ物が極端に少ない我が家では、ポットに油っぽい頑固な汚れはつきませんでした。ブランドマークは少しくぼんでいる部分に施されているためか、まだ残っています。これは意外と嬉しいポイントかもしれません。
側面はそれほど目立たない汚れ
側面はホーローポットを使って付いた汚れではなく、コンロにポットを放置したために、隣のフライパンや鍋から飛んだシミ。そこまで目立ちません。お湯を沸かすだけなので、吹きこぼれたとしても側面の汚れは少なめ。スポンジでこすれば落ちる程度です。水の出口は、内側同様にカルキのせいか、少し白っぽく見えます。蒸気の出口でもあるので、これはしょうがないのかも。
使ってて見えてきたメリット
使うことにストレスは感じない
毎日1回以上お湯を沸かしていますが「ホーローポットでお湯沸かそう!」と乗り気です。さすがに毎日使っていたら「今日はポットで沸かしたくないな」と思う日が来るかもしれない。そう考えていたのですが、実際にその日は訪れていません。みなさんに紹介した手前、その日が来ていないことに、とても安心しています。
ホーローの出す音はわりと心地いい
一人暮らしをしている時はワンプッシュで沸かしてくれる電子ケトルの便利さに喜んでいました「電子ケトル最高!」とケトルのボタンを押すのが楽しみなほど。10年ぐらい使ったケトルが限界に達し、結婚祝いに温度管理ができるケトルにバージョンアップの贈り物。スイッチオンと出来上がりの時に「ピー!」「ピーピーピー!」と音で知らせてくれます。その時はあまり気にしていなかったのですが、ホーローポットを使ってから、電子ケトルの音が、かなり大きい事に気づく。イタリアのメーカーの電子ケトルですが、現地では家屋が大きいのか?音が大きくないと聞こえない事情があるのかも。日本の家はコンパクトだから、これだとちょっと音が大きい。お湯が出来上がる直前、水が沸き立つ音のあと、内側の底がガっと上がる音がする。電子ケトルって、生活音と言うには少々騒がしいかも。そう気づいたのは、ホーローポットの音が比較的穏やかだから。ガスコンロの火の音、沸騰して揺れる蓋、ポット内で熱湯が沸き立つ音、蒸気が昇るかすかな音。わりとどれも心地が良い。電子とホーロー両方使うけど、静かなホーローが好み。
最近は家族にオカメインコが増えたので、電子ケトルの音はびっくりしてしまう。我が家の家庭事情が影響しているかもしれません。
レビューで書いた白湯の”まろやかさ”への感動は薄れない
お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。抽出したコーヒーをカップに入れる前に、お湯でカップを温めるため、白湯を入れる。冷めた白湯を捨てるのはもったいないので、美味しくいただくのですが、それでもやっぱり感動する。記事を書くための確認で、「毎回、驚けるのか?」自分で確かめているのですが「やっぱりまろやかなんだよな」と納得します。もういっそ、沸かしたお湯全部を白湯で頂いていいのでは?と思うぐらい、やっぱり美味い。今日もその誘惑と戦いました。コーヒーが好きなのに、コーヒーに使わないほうが良いかもと思うのは、よっぽどの事です。
実は、最近きづいたのですが、ホーローポットの感動白湯、コーヒーや緑茶、紅茶してしまうと、この感動は気づにくくなります。日頃、コーヒーや緑茶、紅茶を同じ銘柄で飲んでいる回数が多ければ、違いに気づくかもしれないですが、私の舌ではそこまでハッキリとは違いがわかりませんでした。違いが顕著にわかるのが白湯。毎日飲む水だからこそ感じられる質感・味の違いがわかる。この記事を書いていたら白湯が飲みたくなり、沸かしました。まろやかで美味しかった。
さいごに
結論:ホーロー(琺瑯)ポット使用1年以上。毎日使用でわかったデメリット・メリット・使用感は、デメリット:欠けやすいかも、吹きこぼれに注意が必要、沸かしたのを忘れて、もう一度温め直すことがしばしば メリット:使うことにストレスは感じない、電子ケトルの音がうるさいと思っていたことに気づいたレビューで書いた白湯の”まろやかさ”への感動は薄れない 使用感:内側は白っぽいカルキ?がうっすら溜まっている、ホーロー(琺瑯)ポットの底は汚れが目立つ、側面はそれほど目立たない汚れ
今日も3回ホーローポットでお湯を沸かしました。
ランキングの時に書いたけど、一応メモです。
ポットのサイズと対応人数、コーヒーを淹れる時のお湯の量のメモです。
0.7L:2人〜3人(200〜250ml/1人前)
1.2L:4人〜5人(200〜250ml/1人前)
満杯にはできないので、0.7Lのポットで2人分のコーヒーと、お湯が50〜100mlあまるイメージです。じっくりコトコト沸かせば、1人200mlで3人分とれるかもしれません!
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