シェイクスピアは眠りの効果をすでに知っていた。

睡眠
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清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・散歩・瞑想・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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睡眠に関する書籍から、オススメポイントをご紹介。今回は「睡眠こそ最強の解決策である 単行本 – 2018/5/19マシュー・ウォーカー (著), Matthew Walker (著)」より、”400年以上昔の作家シェイクスピアは眠りの効果をすでに知っていた。”を筆者なりの実体験を基にまとめています。


シェイクスピア

人物紹介|シェイクスピア

ウィリアム・シェイクスピア(英語: William Shakespeare, 1564年4月26日(洗礼日) – 1616年4月23日[2](グレゴリオ暦5月3日))は、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れているとされる英文学の作家。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている[3]。

引用元:Wikipediaより

400年以上昔の人と、睡眠の専門書が結びつくとは考えがつかなかった。
筆者自身はどちらかと言うと理系出身なので、
直接シェイクスピアに触れる事はなかった。
関節的に、関連の作品との縁ができた。

実際の作品と、文中に使われた表現

1611年に出版された「マクベス」の第2幕第22場に登場する「睡眠は命の宴の主菜である」

シェイクスピアは本質をついた一節を披露していますが、本書に書かれている内容をどれだけ理解していたかは不明です。作家活動を通して理解したのかもしれないですし、周囲の人を観察して理解したのかもしれない。当時の人々の生活を想像すると、胸が踊りますね。

睡眠こそ最強の解決策である

睡眠の効果については1万7000以上の科学論文で証明されている。と、本書では力説しています。
これらの論文は、世紀の大発見!とも言え、
具体的に何が書いてあるのか?気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、本書の目次を抜き出してみました。
第6章から第8章までがシェイクスピアの言わんとする、
「睡眠は命の宴の主菜である」に該当すると思われます。

第6章|記憶力と睡眠

シェイクスピアは眠りの効果をすでに知っていた。

  • 眠りが記憶のスペースをつくる
  • なぜ睡眠で記憶力が高まるのか?
  • 良く寝たほうがテストの成績がいい
  • 記憶力をさらに高める方法
  • 覚えたいことだけを記憶する方法
  • 人は忘れるためにも眠りを使う
  • 一晩寝たらなぜかできるようになっている
  • 睡眠は運動スキルを高める
  • NBL、NFL・・・アスリートが睡眠の効果を続々証明

この章では、睡眠による恩恵を紹介している。
主に、学習・記憶力・クリアな脳の機能維持・運動スキルに焦点を当てている。
睡眠不足では上手くパフォーマンスが発揮できず、
十分な睡眠があれば、パフォーマンスを発揮できる、と言えそうだ。

中学の頃、体育祭で短距離走に抜擢された。転校直後で緊張していたため、なかなか寝付けずに本番を迎えた。寝不足によるパフォーマンス低下なんて、微塵も想像していなかったが、確かに本来の力を発揮できなかった様に思う。当時の僕に出会えるなら、言ってあげたい。早く寝よう!

第7章|睡眠不足と脳

ギネスも認める眠らないことの恐ろしさ

  • 睡眠不足は真っ先に集中力を奪う
  • 睡眠不足のときは睡眠不足に気づかない
  • なぜ先進国では自動車事故が多発するのか
  • 居眠り運転による悲しい事故
  • 昼寝に効果はあるのか?
  • 6時間以下の睡眠で本来のパフォーマンスができる人はゼロに等しい
  • 睡眠不足と感情のコントール
  • 子どもの自殺、いじめ、ドラッグ依存と睡眠の関係
  • 睡眠不足でひどくなるうつ、軽くなるうつ
  • 徹夜は成績を下げる
  • 学習したその日に寝ないと記憶は脳に定着しない
  • 睡眠不足の人は、アルツハイマー病になりやすいか
  • 睡眠が脳を掃除する

第7章では、睡眠不足による危険性を紹介している。
パフォーマンスの低下や、判断力の欠如、将来の危険性、
どれも睡眠不足から起こるようだ。

第8章|睡眠不足が寿命を縮める

ガン、心臓発作、そして早すぎる死

  • 睡眠不足と心血管疾患
  • 睡眠不足が食欲を増し、代謝を低下させる
  • 睡眠不足と糖尿病
  • 睡眠不足と肥満
  • 睡眠が不足するとジャンクなものが食べたくなる
  • 睡眠はダイエットの強い味方
  • 睡眠不足と生殖機能
  • 睡眠不足とインフルエンザ
  • 睡眠不足とガン
  • 睡眠不足と遺伝子、そしてDNA

第8章では、より健康にフォーカスを当て、
睡眠不足による健康リスクを勉強できる。
すべてが睡眠不足が原因というわけではないが、
睡眠不足が長期的に続いたときに、リスクが上がるよね。と、
科学的根拠をベースに話が進められる。
また、老化に繋がるとショッキングな内容もあった。
本書を読むと、リアリティが増し、睡眠に対して向き合おう!と改めて考えさせれられた。

さいごに

やす
やす

いかがだったでしょうか?
これらの目次だけ読んでも、
睡眠の質と向き合ってみる価値はありそうです。

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