旅行があまり得意ではなかった20代。生活の質を上げ続け、料理を趣味にしたことで、気づけば旅行への抵抗が無くなった30代。本場の味を求め、旅行に行きたい!と自ら計画するほどになりました。国内、国外問わず、どこでへでも探求する。伝統料理中心の旅行記になる事を願っている。
台湾へ旅行に行きたい|本場の味を探求する
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旅行があまり好きではなかった私が、10年前に台湾に行った。当時付き合っていた彼女が台湾マニアだったのだ。彼女は独りで1ヶ月滞在するほどの本気っぷり。年末に10日間ほど台湾へ滞在を合計3回ほど経験した。有名な観光地巡りではなく、余市の魯肉飯屋(たぶん看板メニューは違うがわかりやすいため魯肉飯屋とした)の店主さんに連れられ、現地民御用達の名店に連れて行ってもらうディープな台北を堪能した。サメ皮のスープや臭豆腐、タピオカピルクティー、麺線(記憶にない食べものも多い)と大食いな私でも腹がはち切れそうなほど食わせてくれた。たくさん食べると喜んでもらえる。食べる事がコミュニケーションだった。別の日、お店が休みの日に調整して、車で淡水(タンシュイ、たぶん)へ。寺院や海岸を見て回った。
10年経った今、当時の記憶を頼りに魯肉飯を作っている。コウケンテツさんのレシピを基に、改良し納得の行く味になったはずだ。しかし、10年前の味の記憶がおぼろげになり、不安になってきた。日本で手に入る食材で、再現しているこの味は、果たして本場に近いのだろうか?と、悩む。しかし、我が家に訪れるお客人にも振る舞うため、本場に近い魯肉飯を食べて頂きたいと思うようになってきた。
年末に計画中
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年末に台湾へ味の確認へ行きたいと思っている。本場の味を記憶にストックしにいく旅だ。手作りの旅のしおりなどは人生をかけた断捨離によって処分してしまった可能性が高い。残念ながら過去に巡った台湾マニアイチオシの名店をなぞる旅の夢は絶たれたが、今の私ならどうか。自分のアンテによって、最新の台湾を楽しめるのではないか?と思えてきた。
それでも、せっかく行くからにはノスタルジックな気分になりたい。記憶を頼りに、台北でお世話になったお店を思い出すことにした。鉄道路線図を観ても思い出せず、店の名前も思い出せない。どうしたものか…と困りきったところで、料理名で検索することを思いつく「魯肉飯 四神湯 台北」と調べたところ、見覚えのある人の姿が…。台北橋頭魯肉飯。思わず「見つけたぁ!」と大声を上げていた。
懐かしき店の名前は台北橋頭魯肉飯
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10年前にお世話になったお店が、どうやらそのままある。お店のメニューを確認して、更に懐かしくなる。そうだ、刈包がうまかった。10年ぶりに見る字面に、「カリパイ」としか読めない。頑張っても「カリパオ」だ。妻にカリパイが美味かったんだよ!と暫定的に共有したが、なんと発音したのか本当に覚えていない。ChatGPTに確認すると、ガオバオと教えてくれた。いや、そんな生易しい発音ではなかったと記憶している。タイワニーズに私は何度も直されたからだ。「グァ↑パォ→」だと、店主に正しい発音を叩き込まれた。当時のわたしは外国語が苦手だったものだから、覚えるのに苦労した。今度、私の発音で合っているか?確認してくる。
一つ紐解けると、思い出せる事が増えてくる。調べる情報と記憶が一致してくる。魯肉飯の他には赤い垂れのかかった麺料理が美味かった。意麺王(イーメンオウ)だ!たしか、大橋駅(ターチャオ. Daqiao)をよく利用していた。地下鉄の名前はMRTだった。地下鉄では飲食禁止で厳しかった、などなど。10年経った今、どう変わっているのか、はたまた変わってないのか。楽しみである。
Youtubeで中国語・台湾料理を勉強しよう
年末の食い倒れツアーには頼れる通訳がいないため、自分である程度中国語を使えたほうがいいだろうと思い、勉強する。メルカリでDSの中国語ソフトを800円で購入し、Youtubeでメニュー名を学ぶ。自分が食べたいメニューぐらいは言えた方が、現地の人も喜ぶだろうと思った。そんなわけで、旅行にワクワクできている自分がいることに気づく。
台湾現地には妻の友人が住んでいるらしい。どうやら国際結婚したようで、旦那さんが現地民。これまた不思議なこ゚縁を感じている。少しばかりの中国語(主に台湾料理名)をお土産に、新しい繋がりに更にワクワクしている。
さいごに
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