睡眠に関する書籍から、オススメポイントをご紹介。今回は「賢者の睡眠 単行本(ソフトカバー) – 2021/8/19 メンタリストDaiGo (著)」より、”睡眠の質にこだわった寝室の整え方4選”を筆者なりの実体験を基にまとめています。
前回の記事では、入眠を助ける生活習慣をご紹介。
キーワードは明るさでした。
リビングや寝室の照明に気をつけても、肝心の寝室どんな状況だろう?という視点が、今日のテーマ。
この記事の結論:寝室を換気、音、片付け、香りでより眠れる空間に仕上げよう!
換気を行なう
少し見落としがちなのが「換気」、空気の入れ替えをするだけで、睡眠の質が上がるという研究があるそうです。防犯なのど観点から、入眠前だけの換気でも十分かもしれません。しかしながら、できれば睡眠中も空気の入れ替えを行いたい。それは「二酸化炭素の量」が睡眠の質を左右する事が判明しているから。
こんな実験結果があるそうです。
換気をした部屋で寝たグループは、睡眠の質があがっただけでなく、翌日の集中力や論理的思考もアップしていたそう。
音
次にこだわるのは、音。「ちょっとした物音で眠れなくなった」と経験のある方も多いのではないでしょうか。筆者は一人っ子で、両親と川の字で寝て育ったため、いびきに悩まされる事もすくなくありませんでした。当時は対策のしようがありませんでしたが、今考えるとこんな対策ができそうです。
- 耳栓をする。
- 防音・遮音カーテンにする。
- スマホアプリでホワイトノイズを流す。
この中で、あまり費用をかけずに取り組めそうなのが耳栓とスマホアプリのホワイトノイズ。
ちょっとした物音に敏感なのは本能かも
一刻も早く寝たい!の気持ちを尊重すると、「ちょっとした物音で眠れない」状態をネガティブに捉えそうです。しかし、音に対する反応は男女差があり、一般的には女性の方が音に敏感だとされています。
感じ取る音にも男女差があるようで、女性は「子供を守ろう」という本能的な性質があるため、子どもの鳴き声や話し声などに敏感に反応する傾向があります。
男性の場合は「外敵の襲来に備える」という本能的な性質があるため、足音や周囲の物音、強風で窓がガタガタいう音など、敵の襲撃を想わせる音に敏感に反応することがわかっているそうです。
つまり、神経質で厄介な体質なわけではなく、本能が正常に作動している。そう考えると、少し気が楽になるかもしれませんね。
物がちらかっていないかどうか|片付け
寝る空間に物が散らかっていると、それが気になってストレスとなり、睡眠の質が低下してしまう事が研究でわかっているそうです。
ポイントは、ご自身が気になる物が散らかっていないかどうか。「これ、片付けたいんだよなぁ」「この家具の位置変えたいんだよなぁ」など、気になる点は人それぞれ。気になったとしたら、それは脳を使っている状態。仕事の書類や、明日のスケジュールを想起させる物は目に入らない別の部屋に置きましょう。
もし、気になる物が散らかっているなら、対策はシンプルに「片付ける」。
これしかないかもしれません。
香り
人により個人差はあるものの、人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)のなかでももっとも原始的な間隔と言われているのが、臭覚だそうです。その理由は臭覚が五感の中で唯一脳の中枢神経系とつながっているため、臭覚で感じた(香り)は他の感覚刺激よりも早く、強く心身に働きかけるのです。
特に有効なのは「ラベンダー」の香り
特に有効なのはアロマオイル(エッセンシャルオイル)。筆者も試してみたところ、日ごろより入眠が早くなった感じがありました。試してみたやり方は枕カバーに垂らす方法。翌朝、後頭部からほのかにラベンダーの香りがして、日中もいい匂いが持続していました。フレグランス感覚で一石二鳥。
他の楽しみ方はこちら。
- キャンドルやランプで焚く
- アロマディフューザで拡散する
- 枕カバーに数滴垂らす
実際に購入してみたエッセンシャルオイルはこちら。
あらかじめキャンドルに練り込まれているタイプの方が、いい匂いが充満するかもしれません。
好みがかなり分かれるところなので、実際に匂いを嗅いで購入することをオススメします。
音がパチパチと鳴るタイプで、瞑想でも使えてオススメ。LOFTなどの雑貨屋さんで取り扱いがあるので、実店舗で嗅いでみてね。
本日の参考書籍
さいごに
この記事の結論:寝室を換気、音、片付け、香りでより眠れる空間に仕上げよう!
いかがだったでしょうか?
今回は眠りやすい寝室についてまとめてみました。
次回はやりがちなNG行動をまとめていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
Yasublogでは、”生活の質が上がる”をテーマに記事を執筆しています。
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