リアルフードキッチンでは自然な甘味料のみ使用しています。人工甘味料は腸内環境を悪くするという事で、我が家では腸活の観点から使いません。ですが、この前、妻からこんな質問がありました。
ラカントはどうなの?
私達の場合、家庭内で使うのか、という点と、リアルフードキッチンで使うのか、どうなのかという2点気になったみたいです。
結論
結論から言うと、我が家ではラカントは使わない方針です。調べて見たところ、天然成分だから安心・安全で、カロリーゼロでダイエッターの強い味方ということ。人工甘味料と自然甘味料のちょうど中間という立ち位置でしょうか。どうやら、妻の友人も使っているみたいです。うちは検査機関ではないので、安心・安全面については語れませんが、視点を変え、僕が気になったのは甘みのレベルが白砂糖と同等という点。
僕らの食生活では、白砂糖は使わず、素焚糖やてんさい糖、はちみつやメープルシロップなど自然な甘味料をつかっているため、甘みが控えめです。パレオダイエットの教科書によると、欧米では50年前ぐらいから白砂糖と油で美味しさを追求する研究が盛んで、繰り返し食べたくなる美味しいお菓子・食べ物が作られているそうです。要はリピートしてもらえるよう、とにかく美味しくデザインされている。日本でも、年々クオリティの上がるコンビニスイーツはもうお店顔負け。プロも認めるカヌレが食べれる様になるなんて誰が想像したでしょうか。クリームたっぷりのロールケーキ、もちもちのロールケーキ、ミルクレープ…どれもかなりお世話になりました。駅ナカのスイーツもどんどん進化している気がきます。こんな感じで、今まで当たり前だったケーキ類はもちろん、ほとんどのお菓子が対象になります。少し寂しいですが、我が家ではめったにお菓子やスイーツが食卓に上がってきません。こんな話をすると「うわぁ…ストイック〜」というリアクションをされますが、僕らの判断基準があります。
間食がコントロールできているかどうか、がポイント
ポイントは間食をコントロールできているかどうか。脳の構造上、美味しいと感じる事に抗うのは難しく、昔は仕事終わりにスーパーに行っては、サワークリーム味のポテトチップスのロング缶やプチエクレア、ティラミス、ミルクレープ、ビスケットなど、何かしら食べていました。一度食べ始めたら止まりません。5枚でやめる!と思っても、結局ロング缶の半分たべてたりします。我慢すればするほど、反動で食べてしまいます。ではどうしたのか?繰り返しになりますが、本の内容を鵜呑みにして、白砂糖が使われている不自然な食べ物は避けました。過激に言うと、そういう食べ物・加工食品はリアルフードではない!とし、自然な食品だけで構成されたリアルフードな生活をしました。それが辛いかと言うと、そうでもありません。抜け道があります。何度か言っているように、素焚糖やてんさい糖、はちみつやメープルシロップなど自然な甘味料であればOKです。甘い物が食べたいなぁと思ったら、はちみつをかけた全粒粉パンを食べる。と相当満たされます。もちろん、フルーツもOKです。シロップ漬けは該当しません。
制限ではなく、食べ物との付き合い方の話
そんなことを3年以上続けていると、目の前にお菓子を出されても、”食べない”という選択ができるようになりました。もちろん、我慢も無理せず、です。あえて食べてみたりしますが、眠気に襲われたり、少し体調が悪くなったりするので、結局食べなくなります。これは自分自身にかなり成長を感じます。妻の場合は、もう少し気楽にやってます。ですが以前は何かしら常備し、口が寂しくなったら食べていたらしいです。今は常備は辞め、ナッツ類や乾燥レーズンなどを食べて満足できるそうです。今までの話は制限ではなく、食べ物との付き合い方の話。賢い人は、負けると知っていて、手を出さないギャンブルと同じ様に、一時の快楽・中毒性の理屈を知っていると、避けるという選択肢が生まれてくる。妻と二人で楽しんでいるリアルフードが少しずつ広まって、楽に快適に生活できる人が少しでも増えたら、本当に嬉しいなぁと思いながら、食後にこのブログを書いています。
おまけ
今日の夕飯は妻作のドロヘドロのニカイドウの大葉ギョーザと、私作のキャベツとゆーまー菜ときのことオクラトマト味噌汁。食後はパイナップルでした。餃子は焼きと蒸しの2種類。蒸しで黒酢が美味しかったなぁ。お米は無くても大満足。
皆さんの夕飯はなんでしたか?
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