手帳を使いこなす人に憧れ、33年。自分の手帳を購入しては続かず、今年も手帳マスターにはなれなかった…と毎回落ち込んでいました。ですが、そんな私もようやく手帳を使う人に仲間入りできました。元手帳苦手代表の私なりに考えた、こうしたら毎日続けられるのでは?をご紹介。
2024年の10月に2025年の手帳を購入しました。自分でも「少しせっかちだな」と感じますが、2ヶ月前に翌年の手帳入手。年末年始の「新しいスタートを切るぞ!」は強い原動力。365日を振り返ってもエネルギーが高いと感じます。新年のスタートダッシュに間に合うよう、事前に手帳を準備したわけです。それはそうと、2025年も1ヶ月が経とうとしています。早くも月末!1ヶ月経って、何をしたか?何ができたか?思い出してみて!と言っても、なかなか思い出せない。人は忘れやすい生き物なのでしかたがない。そんな時には、やはり手帳が活躍することでしょう。以前の私では、使いこなせなかった手帳が、今では相棒に昇格した2025年。私なりに続けられているヒントを紹介します。
未来の自分が喜ぶことが基準
手帳をはじめたい!手帳を使いこなす人に憧れる!と思っている人は「仕事ができる手帳術」「人生が変わる手帳術」と言った、キャッチコピーに反応するのではないでしょうか?私もそうでした。今回紹介する手帳を続けるポイントは「未来の自分が喜ぶかどうか」です。仕事がもっとできるようになりたいんだよ!仕事ができるようになったら嬉しいよ?の主張も理解しますが、ここではもっと短い期間に注目します。1日1日過ぎていく毎日で、手帳を見返した時に自分が喜ぶかどうか。そこに着目してみてください。未来の自分が喜ぶことを手帳に記す。自分なりに工夫すると、見返すのが楽しくなって、書き込みがはかどること間違いなし。ここでは、素朴な工夫を2つ紹介。そんな当たり前のこと?と思わず読んでいただけると幸いです。
シールを貼る
手帳コーナーには必ずと言って良いほど、小さくて可愛いシールが並んでいます。「女子っぽい」と敬遠する人もいるかもしれないですが、さっき伝えたポイントを思い出してください。シールを貼って、見返した時に「未来の自分が喜ぶかどうか」が重要。もし、喜びそうだな!と感じたなら、やってみる価値あり!
例えば、野球が好きな人は、野球の小さなシールがあれば使ってみると、見返した時にすごく楽しい!と感じるかもしれません。野鳥観察が好きな人は見つけた鳥のシールを貼ると、未来のあなたが楽しい!と感じるかもしれません。手帳を使ってみないとわからないこともある。何があなたの心を踊らせるのか、あれやこれやと試してみて!
素材を変えてみる
手帳のページにはToDoのチェック表が印字されているかもしれません。私の場合、忙しい日々が続くと、印字に慣れてしまい、ToDoを書かないことが増えてきました。ToDoの項目はプリントされているけど、見なかったことにしていたのです。そんな時は「なんで印字を活用しないんだ!」と自分を責めず、どうやったらToDoを楽しみに変えられるかに思考を使います。その結果、付箋メモのポストイットに行き着きました。
文字の大きさで記憶の定着に差がでる実験結果もあるようです。大きい方が定着しやすい。色を変えると覚えやすい、などと同様にどうやったら楽しめそうか?を考えてみる。些細なことですが、素材を変えてみることで、自分の喜びがあるかどうかを確認してみる。
手帳に戻って来る仕組みを作る
手帳を続けられない!とあきらめる前に試してみて欲しい事があります。毎日なのか毎週なのか、確認したいと思っている事を表にして、手帳に挟む、くっつける工夫をしてみてください。
〇〇表を作る
私の場合は観葉植物の水やり表。特に冬場は水あげの頻度が下がり、与えすぎると枯れる原因になりデリケートな時期。いつ、水をやったっけ?と忘れる事を防ぐため、水やり表を確認して、適切な水やりができるよう、管理しています。
そうじチェック表、ブログ投稿チェック表、読書ページ記入表、読みたい本リスト100など、なんでもいいのですが、やりたいと思っていること、それを振り返れる何かを手帳にくっつけ、手帳に自分を宿す。どうでしょう?ちょっとワクワクしてきましたか?
補足:おみくじを貼る
初詣や大事な日の前日、神社にお参りに行く事があると思います。その時に、景気づけに引いたおみくじを貼るのもオススメ。もし、お参りが習慣化しているなら、去年と今年で比べることもできる。おみくじを引いただけだともったいないので、おみくじに書いてあることから受け取ったインスピレーションを基に、ToDoに落とし込んでもいいかもしれません。
人に見せない前提で書く
手帳が続かない!時の自分を思い返すと、こんな思い込みがありました。「人に見られても恥ずかしくない、カッコいい手帳を書きたい!」使いこなしている人の事例を見ると、一日一文字筆でその日を表す猛者。たくさんの色を使った素敵な挿絵を描く猛者。アイデアを書き留め、クリエイティブのために使う猛者。それぞれのスタイルがあり、それがカッコよく、憧れていました。でも、猛者も最初から使いこなせたわけではないはず。憧れは一旦諦め、まずは描くことに慣れましょう。
カッコよく書きたい!は一度捨てる。諦める
今思えば、「人に見せても恥ずかしくない手帳にしたい=カッコよくまとめたい」の前提がおかしいと気づけます。そもそも手帳は自分のために使うもの。もっと言うと、記すことで忘れず、また今日もやると決めたことに着手できれば良い。使用目的が、「積み重ねをするため」であれば、カッコよく書く必要ありませんよね。「未来の自分が喜ぶか?どうか」で言えば、カッコよく描く事にこだわった結果、長続きしない未来の方は、絶対に喜びません。毎日書けている方が、私はとても喜びます。
もしも、カッコよく描く事に憧れるなら、毎日書く事ができている中で、カッコよく書ける努力をすれば良い。日々を書き、進化していけば良い。まずは、書ける事が大事。
自分が今日1日何をしたかの記録が大事
記す内容は人それぞれ。私は日々の行動や、何が起きたかの事実ベースの記録を取ると共に、やりたいこと、やろうと思っていることを書いています。今に集中すればするほど、1週間前、1年前にしたことを思い出すことは難しい。記憶は曖昧で、自分の都合の良いように書き換えてしまうこともあります。手帳に書いてあれば、間違いなく、あの日の自分はこんな事をしていた、思っていたと、振り返る事ができる。
さいごに
この記事の結論:手帳を続けるポイント3つ|重要なのは自分を喜ばせることは1.未来の自分が喜ぶことが基準 2.手帳に戻って来る仕組みを作る 3.人に見せない前提で書くでした!
いかがだったでしょうか?
ぜひ、未来の自分を喜ばせるために手帳を活用してみてね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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