僕が、ジャーナリングに行き着いた経緯と補足。

マインドフルネス
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・散歩・瞑想・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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僕が、ジャーナリングに行き着いた経緯。

人生を好転させたい!と思う前の話。昭和的に働いていたのと、思考の整理が出来ていなくて脳がパンパンな状態。聞かれた事に対しても、素直な返事が出来ないなど、日々のコミュニケーションが苦しいものに感じられました。そんなメンタル状態では、長く連れ添ってくれるパートナーも見つからず、アンガーマネジメントの本なども読み漁っていました。大事なのは対処方法ではなくて、脳の排水をしつつ、自分の思考を見つめる事でした。

書く事は大事。ということがなんとなく理解できた。

人生を好転させたい!と決め、色んなビジネス書を手に取ってきました。ビジネス書のことなんかちんぷんかんぷんだったので、”成功者”と言われる人が勧める本や、その人の解釈が正解と思わせてしまう、元大学教授・元アニメ制作会社の社長がおすすめする、これおもしれー!という本。色々読みました。その中でも、簡単に取り組めそうなメモ術の、ゼロ秒思考 赤羽 雄二ずっとやりたかったことを、やりなさい ジュリア・キャメロンという2冊をご紹介。

ゼロ秒思考 赤羽 雄二

正直、マッキンゼーがなんなのか知らないぐらいの社会人でした。とりあえず、すごいんだろう!と思って読んでみると、ゼロ秒思考自体はそんなに難しい内容ではない。けど、効果はありそうなメソッドに感じました。本の薦める筆記用具と書式、時間に沿って、毎日アウトプットしていくだけ。コピー用紙と、指定の筆記用具を揃えて、意気揚々と取り組んだものの、これが当時の僕にはキツかった。

ワークの特徴。

というのは、このワーク。テーマを決めて、毎日書くことでのアウトプット内容の変化を楽しむのが醍醐味。だけど、テーマに沿って書くという作業がなかなかに大変。思い浮かばない。書けても1行か2行程度。楽しくなくなって、習慣どころではない。

当時の僕は諦めた。

著者は困ったことがあったらSNSかメールで相談してください。というものの、その時にそんな気力もコミュニケーション能力もなく。僕の結論は、これがハイスペック人間との差かぁ…。と、高学歴・エリートな人と、自分との間に分厚い壁を勝手に感じて終わった。この方法をどうにか習得するより、もう少し優しいメソッドが欲しい。他の打開策を模索しました。

Q&Aには僕以外にも同じ現象の人がいました。1〜2分という短い時間でA4用紙を書くのって可能なの?って疑う心が生まれ、ついていくことを諦めた。でも習慣化が得意になった今、改めて取り組めば、もしかしたら活用できるかもしれない?ふと、そう思ったりもする。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン

ずっとやりたかったことを、やりなさい。からは1つのワークを抽出しました。モーニングページです。朝起きて、いの一番にノートを書くだけ。というワーク。やりたいことがわからない….。という人も「何を書いたら良いのかわからない….。」「今、モーニングページを書いている。」「筆が進まない…。」など、思った事を毎日書いていると、だんだん慣れてきてA4用紙1枚なんていうのはあっという間に書ける様になります。このワーク以外にも、自分を取り戻すための考え方がいくつもあるので、かなりおすすめ。

本来は定年退職後の大人向けのワークですが、燃え尽きた僕にとっては状況的にかなり近く、モーニングページだけでも結構有効でした。でも、次第にモーニングではなく、夜に取り組むようになり、自分の中でナイトページとして実践を続けていました。

ナイトページを続けて気づいた、その時に感じていること、思考が大切。

ナイトページ主体で取り組み、時にはモーニングページとしても続けました。脳の排水を継続してくると、思考が落ち着いてきます。振り返りとなる、朝と夜だけでは、記憶が曖昧な事に気付いて来ました。特に、職場での会話などは、起きた直後に書き写さないと、勝手に言葉が補完される。あくまでも事実ベースで進めたかったのに、なかなか上手く行かなくなってきました。そのころから、ノートに移行して、日常ジャーナリングを付けるようになりました。後々気付くのですが、モーニングページ・ナイトページって言っていたけど、これってジャーナリングじゃない?ということに。

ジャーナリングで困った時に書きやすい事。

目指すところは自分の気持ちや想いの発見。事実ベースで捉えるフラットな心。そこに行き着くには、とにかくモヤモヤやイライラなど、脳を占めている余分な思考を吐き出す事。そのために、なんにも書けなくて困ったら、こちらを参考にしてみてください。

沈黙を文字にする。

僕の場合、本当に何も考えていない瞬間がたまにあります。脳が青空のように、ぽっかーんとなんにも考えてない瞬間。例えば「何を書きたいかわからない」の後。その後に文字が浮かばない時は、リズムを取るように、点々を書きます。早くてもいいけど、遅くてもいい。点々を書いていると、次の思考が出てきやすくなります。「何を書きたいかわからない . . . . . .。」という具合。だいたい3つ点を書いてマルで締めると、次の事が思い浮かんでます…。という感じ。

ボディスキャンをする。

ボディスキャンは、結構高頻度で書きます。身体に痛みがあれば、どんな感じ方をしているのか、痛み方も詳しく。連動しているところはないか?とひとしきり、書いてみます。後々見返した時に「この日はこの部分が痛かった。今日も同じところが痛い。何か対策をしてみよう」と改善点が見えてくることもあります。あとあと見て楽しい事を書く。というのも大事ですね。

実況中継をする。

これは、書く瞑想と言われる由縁かもしれません。でも、何も思い浮かばいなら「今ペンを持って、紙に書いている」とか「紙の縁が折れ曲がっている」と、とにかく目に見える状況を書いていく。そのうちに、ボディスキャンや、沈黙を文字にして、自分の言葉が出てくるのを待ってみます。

他に気がそれても、戻ってくれば良い。

気が散る時は気が散るものです。スマホが気になったり、外の景色が気になったり。生理現象で席を立ったり。「気が散った、今の自分はダメだった。」と評価しない。判断しない。「一旦、ペンが止まってしまった。また、書き始めている。」というように実況中継を再会することで、戻れば良い。ただ、それだけです。また、瞑想みたいになってきましたね。

さいごに

今回まとめたのは、僕の実体験ベースでのアドバイス。まずは自分でやってみて、自分なりの解決策を得るのが理想的。ぜひ取り組んでみて欲しいところです。

やす
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