「自分の好きな物に囲まれていれば幸せ」「一生懸命仕事すれば幸せになれるはず」と信じ、日付が変わる直前まで仕事をして、ストレス解消に買い物をしていた20代でした。頑張った先に待っていたのは、「おさまらない物欲」と、「明るい未来が描けない」独身の現実。とても幸せとは言えない状態。心身ともに追い詰められ、無気力状態に。頑張ることをあきらめ「人生を変えたい!」と決心した時、指針にした考えが「ウェルビーイング」でした。いまでは、妻と円満な夫婦生活を実現でき、やりたいことに没頭できています。
しばらくブログをお休みしていました。これまでの取り組み方は、淡々と書く。そんなペースで130日ほど続けました。以前の記事にまとめたように【実体験】やりたい事がはかどらない原因は〇〇しているから|仏教から学ぶ、極限状態だとしても無心で取り組む。これは修行だ。と言い聞かせ、乗り越える。しかし、仕事のことで頭がパンク気味、眠ることでしか解消できない状態になっていました。帰宅したら緊張が解け、眠気で座りつづけるのが困難。そのため、書く記事のプレッシャーが増えるのは覚悟の上で、4日ほど書かない日々を過ごしました。時には休息も大切。明るくない私でも、毎日を豊かに過ごせているのは妻のおかげだと感じています。今回は『ウェルビーイング』より、結婚後の幸福度についての興味深い研究をご紹介します。
結婚後の幸福度は本当に下がるの?その理由と対策
私たち夫婦は入籍して3年経ちました。色んな事があったので5年ぐらい一緒に過ごしている感覚ですが、本日も仲良く過ごしております。みなさんの夫婦生活は何年で、夫婦仲はいかがでしょうか?周りの意見を聞いてみると、あまり良好ではない家庭が多そう。でも、それが普通なのかもしれません。
結婚後3年経つと「好き」がもたらす脳内物質が低下する。
また、結婚後三年ほど経つと、「好きだ」という感情をもたらす脳内物質のエンドルフィンの分泌が低下する結果、幸福度は結婚前の水準に戻るという研究結果もあります。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
なんと、結婚後3年経つと「好き」がもたらす脳内物質のエンドルフィンの分泌が低下し、幸福度は結婚前の水準に戻るそう。私たち夫婦はちょうど結婚後3年が経過。注意して生活をしたほうが良さそうです。
一方、私は幸福度が低下したとは感じていません。10年ほど仲の良い友人関係だったのが幸いしたのでしょうか?今は順調でも、この先何があるかわかりません。より良好な夫婦関係を築くため、幸福度が下がらないための工夫をしたいと思います。
相手の求める愛情表現タイプに合わせ、伝える
以前の記事、愛情表現は5つある|表現が違うと通じ合えないで紹介した通り、愛情表現には5つあり、夫婦でも優先順位に差がある可能性があると紹介しました。パートナーが「プレゼント」を最優先にし、「クオリティタイム」を最下位にしている場合。このような相手に「休みの日のカフェ巡り」で愛情を伝えるのは、少しずれているかもしれません。
カフェ巡りでも場合によってはプレゼントととられてもらえるかもしれないですが、できればずっと欲しがっていたカップをプレゼントするとか、日ごろの感謝をつづった手紙を渡す、など気の利いた贈り物が適切でしょう。妻にとっての優先順位を聞いたので、参考にしながら日々を過ごしたいと思います。
やっぱり、言葉にする

今までの話はなんだったの?と言われそうですが、やっぱり言葉で伝える事が大事ではないでしょうか。たしかに、愛情表現の5タイプには「肯定的な言葉で愛を伝えること」も入っています。つまり言葉で伝える事が最下位の人もいる。でも、言葉で伝えるのは愛情表現の基礎だと思うのです。言わないと伝わらない。思っている事は口にして伝える。あたたかい気持ちで伝える「好き」や「愛」は、日ごろから伝えたい。「今更恥ずかしい!」と思うなら、なおさら伝えたい。
なんとなくで過ごしていると「特別な日に伝えよう」「タイミングの良いときに伝えよう」と後回しにしてしまいがち。当たり前に明日が来るとは思わず、今この瞬間に伝える。そうやって日々を過ごせたら、素敵だと思うわけです。
さいごに
夫婦のウェルビーイングを高めるのは、小さな習慣の積み重ねかもしれません。
あなたにとっての「愛のかたち」は、どんな形をしていますか?
大切な人との日々を、もう一度、大事にしながら過ごしたいですね。

いかがだったでしょうか?
「ウェルビーイング」から学べる、
大切なこと、後もう少しだけ続きます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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