「自分の好きな物に囲まれていれば幸せ」「一生懸命仕事すれば幸せになれるはず」と信じ、日付が変わる直前まで仕事をして、ストレス解消に買い物をしていた20代でした。頑張った先に待っていたのは、「おさまらない物欲」と、「明るい未来が描けない」独身の現実。とても幸せとは言えない状態。心身ともに追い詰められ、無気力状態に。頑張ることをあきらめ「人生を変えたい!」と決心した時、指針にした考えが「ウェルビーイング」でした。いまでは、妻と円満な夫婦生活を実現でき、やりたいことに没頭できています。
いよいよ連休が終わりです。日常に戻りますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。夏休みの課題のように、最終日に追い込んでいます(どうしてこうなった…)。先日、1年半ぶりにお気に入りのコーヒー屋に行った話しをしましたが、コーヒーの味の好みを聞いてオーダーメイドしてくれるお店でした。要望を聞いて、スペシャリティコーヒーを調合してくれる、コーヒーマニアにはありがたいお店。なぜ、この話をまたするのか?と言えば、今日のテーマ「愛情表現は5つある」に関連するからです。
愛情表現は5つある|表現が違うと通じ合えない

夫婦でコーヒー好きでないと、堪能するのは難しいかもしれない。そう思うほどのお店です。雰囲気が明るく、オープンなため、どんな人でもウェルカム!です。ですが、「値段が高い」「待ち時間が長い」「提供に時間がかかる」など、折り合いをつけるポイントがあるため、よほどコーヒーが好きで無い限り、リピートしないはずです。ですが、夫婦で訪れるのは2人時間を有意義に過ごしたいから。次にでてくる5つの愛情表現、クオリティタイムを過ごせるためです。
「愛情の五つの言語」|ゲーリー・チャップマン(いのちのことば社)
次に、ゲーリー・チャップマン氏について述べましょう。氏はパートナーシップについて詳しく、その著者『愛を伝える5つの方法』(いのちのことば社)の中で「愛情の五つの言語」のワークを紹介しています。それは、個人の愛情表現のタイプを、①肯定的な言葉で愛を伝えること、②身体や手を触れ合うスキンシップ、③プレゼントをすること(モノではなく無形のものでもかまいません。手紙なども入ります)、そして、④奉仕する行為(相手のために、見返りを求めず何かをしてあげること)、最後に⑤クオリティタイム(クオリティの高い時間を相手とともに過ごすこと)、の五つに分類し、夫婦それぞれに自分はどの愛情表現を重視するかを順位づけさせるというワークです。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
『ウェルビーイング』の中に登場する「愛情の五つの言語」を紹介します。
- ①肯定的な言葉で愛を伝えること
- ②身体や手を触れ合うスキンシップ
- ③プレゼントをすること(モノではなく無形のものでもかまいません。手紙なども入ります)
- ④奉仕する行為(相手のために、見返りを求めず何かをしてあげること)
- ⑤クオリティタイム(クオリティの高い時間を相手とともに過ごすこと)
この5つの愛情表現の優先順位を夫婦それぞれで確認します。ぜひ、ご夫婦でシェアし合って欲しいと思います。ちなみに、タイトルにした「愛情表現は5つある|表現が違うと通じ合えない」は『ウェルビーイング』で書かれていた表現をそのまま使用しています。
やすの優先順位
- ⑤クオリティタイム(クオリティの高い時間を相手とともに過ごすこと)
- ②身体や手を触れ合うスキンシップ
- ④奉仕する行為(相手のために、見返りを求めず何かをしてあげること)
- ①肯定的な言葉で愛を伝えること
- ③プレゼントをすること(モノではなく無形のものでもかまいません。手紙なども入ります)
私の愛情表現の優先順位をつけてみました。1位はクオリティタイム、前途したように私たち夫婦でなければ堪能できない専門的な楽しみ方をすること、リアルフードキッチンを発展させるためのミーティング、家庭の課題・問題を解決するためのミーティング、公園でゆったりする時間などが含まれると思っています。一方で、妻の⑤の優先順位は3位でした。しかも、ミーティングなどは私の一方的な想いで、妻としてはクオリティタイムではないかもしれません。これが、“表現が違うと通じ合えない”と言われる理由だと思います。
一致していたのは③のプレゼントをすることで5位でした。結婚当初に比べ、モノよりも体験や、一緒に居る時間に価値を感じるようになってきた心の変化が影響しています。もし③が1位の相手と③が5位のカップルだと、意識してプレゼントをするか、もしくは優先度が低い相手を理解し、あまり期待しないことも対処法かもしれません。
さいごに
愛情表現にも5つに分ける事がわかりました。お互いの優先順位を把握し、相手の優先度に合わせて、気持ちを伝える事が、より良い夫婦関係を築くヒントになるのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか?
気持ちを言葉で伝えるのは当たり前のことですが、
今、この瞬間の積み重ねです。
感謝と愛情表現は意識して言葉にしたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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