明日で2月も終了。2025年に入り、57日が過ぎました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私はブログを書き続け、1日1記事投稿を続けています。気分が落ちようが、眼精疲労で気持ち悪くなろうが、眠かろうが。過去に望んでいたフル稼働の毎日を過ごせていて、嬉しいのか、自慢っぽくなりました。ブログの他に通勤時間を読書時間にしています。読書スピードはゆっくりなので、今年に入って読了できたのは5冊。月に2.5冊ペースでしょうか。1年で30冊。多くはないですが、0冊より良さそうです。今の楽しみは2冊読み途中の本を読み進めること。
過去の読書体験が残っている
ビジネス書、小説、エッセイ、なんでも読みますが、ふとこんな事を思いました「過去の読書体験を超えられない」。どうしても、思春期に読んだ面白かった本の事を思い出す。「あの本面白かったよなー」と。学生だったからハマったのかもしれないが、いまだに覚えている本を紹介します。読み直そうとおもったので、どれも書い直しました。これは大人の楽しみ方かもしれませんね。
鴨川ホルモー
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鴨川ホルモー (角川文庫) 文庫 – 2009/2/22 万城目 学 (著)
鴨川ホルモ- 単行本 – 2006/4/1 万城目 学 (著)
高校時代、特に夢中になることもなく、時間をもて余す事がありました。そんな時に、ふらっと入った図書館で司書さんに「何か面白い本ない?」と、聞いてオススメされたのが「鴨川ホルモー」。京都が舞台の青春コメディ。おそらく、本が好きになったのは、この一冊との出会いが大きい。あまり、説明をせず、とりあえず読んでいただきたい。けっこう面白い。なのに、いまのいままで、作者の名前はしらなかった。正確には読みたいと思う字面ではなかった。閉店すると言われ、行かなければと使命感にかられ寄った「不二屋書店」102年の歴史に幕を下ろす。そこで「新版 ザ・万字固め 単行本(ソフトカバー) – 2025/1/17 万城目学 (著)」と出会い、ジャケット買いした。この本屋でなければ出会っていない。買わなければ後悔すると思った。名字の由来、ひょうたん、まりも、台湾サイン会と何を読んでいるのだかわからないのに、おもしろい。電車の中で笑ってしまう事もある。20年経った後に「まきめ」と読む事を知った。それでも、まんじょうめと探してしまった読みにくい名字。エッセイを読んで、どんどん作者が好きになった。楽しく通勤中に読んでいる。
フライ,ダディ,フライ
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フライ,ダディ,フライ (角川文庫) 文庫 – 2009/4/25 金城 一紀 (著), 岩瀬 聡 (著, イラスト)
フライ、ダディ、フライ 単行本 – 2005/5/31 金城 一紀 (著)
こちらは地元の図書館でなんとなく手に取った本。なんとなくと言っても、友人に金城一紀さんの本は読みやすくておもしろいと教わり、すでに他の本を何冊か読んでいました。フライ,ダディ,フライは熱血系。特に男性に刺さる作品の記憶。読み進めるにつれ、自分の感情が高ぶってくるのがわかる。血が沸き立つ。最終的に、図書館だということを忘れ、泣いていました。
映画「GO!」の原作者と言えば「あぁ!あの人か!」とわかるかもしれない。
フランケンシュタイン
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フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1)) (創元推理文庫 532-1) 文庫 – 1984/2/24
大学生時代のサークルの先輩からプレゼントで貰った1冊。「本が好き」というならこれらは外せない。と、3冊をもらいました。蟹工船 小林多喜とフランケンシュタイン。あともう一冊は忘れてしまった。蟹工船も確かに面白かったが、過酷な労働環境に息が詰まる。読んでいて苦しくなってくる。よくもまぁそんなにリアルに描写するもんだ、と感心した。日本語の豊かさにも驚いた。でも、私はフランケンシュタインに惹かれた。B級映画のイメージが強く、おばけか何かとおもっていたのだが、全く違った。知性を持った怪物の成長物語だった。英書を日本語に訳している本は読みにくいものが多いが、こちらは比較的読みやすかった。爽やかな読後感で大好きな1冊だ。
さいごに
学生時代にハマった本を超える面白い本が現れることを願いながら、今日も読書をしている。そんな願いがありつつも、今回紹介した3冊が「やっぱり面白かったんだよな〜」と言っていたい気もする。20歳までに100冊よめ!などという乱暴な標語があったが、今振り返ってみると、面白かった!と思った本はどれも学生時代。あながち間違いではないかもしれない。
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