約10年続けた会社員を辞め、ブログに本腰をいれるぞ!と誓ったものの、いざ取り組んでみると記事数が伸びない。言い訳に「筆がのらない」だの「もっと良いテーマが欲しい」と、1年半ほどぼやいていました。そんな私が心機一転、2025年は1日1記事を投稿できている。丸1日時間があったことろより、投稿数が伸びている。できれば、定職に就く前に知りたかった秘訣をご紹介!
ブログをやろう!と決め、メンタルコーチに伴走してもらう形で200記事書き上げた経験がありました。それでも、自分の書いている記事に、テーマに自信が持てない。他のブロガーの記事を見ては、企画力・文章力に差を感じて「私が書こうとしている記事は、世に出す意味があるのか?」と、書き進めることもなく、公開に至れなかったアイデアがいくつかある。そんな私が、2025年から吹っ切れて、ブログを毎日1記事、書き続ける事ができているのは、サカナクションの山口一郎さんのこの動画を観たからだった。
オリジナリティは真似て、獲得するもの。
これから紹介するのは音楽バンドのサカナクションのメインボーカル&ギター、作詞作曲家の山口一郎氏と高校生ファンのクリエイティブに関する相談。自身も音楽活動をする高校生が、これからミュージシャンとしてやっていけど、なかなか踏み切れない。山口氏はどう決断したのか?と話が進んでいく。プロミュージシャンとして、アドバイスできること、少し踏み込んだ話を相談者に本気で伝えている。
音楽・芸術の道を志す者へ
動画のタイトルは「音楽・芸術の道を志す者へ」、ブロガーの私にとっては関係ないかもしれない…そんな不安を抱きながらの視聴でした。実際に動画を一本観てもらった方が理解は深まると思うが、私が学びを得たところを抜粋する。
感動したものを自分で真似をしてみることはすごく大事
山口氏はこう言う。
感動したものを自分で真似をしてみることは、すごく大事
真似するんだけど、真似できないのよ、完コピできないわけ
中略
完コピをしていくと完コピができないのよ
そうすると完コピできなかったところが自分のオリジナリティってことだから
ここまで聴いて、動画を早送りも、数秒飛ばしもできなくなった。私にとって、重大なヒントだったからだ。高校生とプロミュージシャンの会話だから参考にならな〜い、と軽んじるどころか「もしや、有料級ぐらい大事な話している?」と感じた。
それまで勘違いしていたオリジナリティ
どうやら、私はオリジナリティを勘違いしていた。ブログを書ける人は書ける題材・テーマを持っていて、文系出身で、過去に読書量があって、ある程度文章力があって、自分の個性を上手く表現できている人。そんな理解だった。私はその逆。「生活の質を上げる」より、もっと必要とされているテーマはないか?理系出身で文系ではない。文章力にも自信がない。仕事に明け暮れて、本もさほど読んでいない。自分の個性を上手く表現できている気がしない。と、見事なまでに「ない、ない、ない、ない。」だった。それが「完コピできなかったところが自分のオリジナリティってことだから」で、すべてが覆る。私が「ない」と落ち込んで「書かない・書けない」を選択していたが、その判断・思い込みは不要だと受け取った。山口氏の言うオリジナリティを見つけるには、書くしかなかった。書いて、真似て、どうにも上手くいかないを経験しなかれば、わからないではないか!と、納得できた。腑に落ちた。そして、「ない」から解き放たれた時に今の自分が置かれている状況を改めて自覚できた。「あ、今の私はずっとやりたかったブロガーなんじゃん」と、今の自分の状況に感謝することができた。
過去の自分に伝えるなら「とにかく書く」
過去、なかなかブログが書けなかった自分に山口氏の言葉を届けた上で、さらに伝えたい。「とにかく書く」。本当は、書け!と言いたいが、命令口調なのは本心ではない。おそらく文章スキル本の「いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書 920) 新書 – 2011/9/5堀井 憲一郎 (著)」にひっぱられている。キャッチコピーが素晴らしく、今でも音とリズムが頭に残っている。話を戻すと、企画力・文章力で悩み、手を止めるのではなく、いち早く「書ける状態」に自分を持っていくことが大事だった。365日毎日書き続けられる自分。企画や文章力は書き続ける中で改良していけば良い。企画を打ち出していけば良い。これと似たメッセージをメンターは贈ってくれていたと思う。だが、心のどかで、自分のアンテナで情報を見つけ、腑に落とす作業が必要、とも感じていた。だからメンターでさえも、反発していた。自分で腑に落としたかったのは、おそらく、この記事を書くためだろう。と、今なら言える。
長々と説明したが、単純に「自信の無い1記事が世に出るのが怖かった」のだと理解できる。だから悩んでいるふりをする。自信を持て!ということもなく、この文章法が大事!というこでもない。書ける状態の自分であるために、とにかく書いて1記事を世に送り出す。いい記事かどうかは読者に委ねる。ここまでを読んで、1文字でも、1秒でも多く自分の向かうべき何かに向き合ってくれる人が現れたら、とても嬉しい。
さいごに
この記事の結論:オリジナリティは真似て、完全にコピーできなかったところがオリジナリティ。私の場合はとにかくブログを書く。1日1記事を書くことで、オリジナリティを獲得できそうな気がした。
いかがだったでしょうか?
今回はオリジナリティはどう獲得するのか?についてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
Yasublogでは、”生活の質が上がる”をテーマに記事を執筆しています。
僕のプロフィールなどは、以下のリンクをご覧いただけると嬉しいです!
コメント