【感想】映画ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い|知識ほぼ0のアニメ好きが観た感想

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芸術
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・散歩・瞑想・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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映画、ドラマ、アニメと様々なコンテンツがある中で、私はアニメを好んで観ます。特に学生時代に見る機会が多く、トータルで1000タイトル(シーズンの切り替わり含め)は観ている。ロード・オブ・ザ・リングは1作品のみで予備知識が無い。そんな私でも楽しめるのか?気になって、ロード・オブ・ザ・リングマニアの妻と2025年初の映画鑑賞をした。


ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いを観ようと思ったのは、監督が神山健治氏だったことと、初心者でも楽しめそう!と前評判があったからだ。今回は英語音声の日本語字幕を視聴した。映画公開が終了したので、記事にしてみようと思った。少しネガティブな意見が多くなるが、素直な感想なので、ご容赦頂きたい。

ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い 感想

  • 原作の映画を観たいと思った。
  • 日本語吹き替えを観たいと思った。
  • 劇中歌とエンディングがカッコいい!
  • 自然の描写に力が入っていた。
  • グロテスクなシーンは無く、見やすい。

ローハンの戦いを英語音声、日本語字幕で視聴したが、結論を申し上げると、あまり満足できなかった。日本の声優バージョンで見直したいと思った作品だった。その理由を説明していく。

原作の映画を観たいと思った

ブログ記事にするにあたって、あまりネガティブな事は書きたくないと思っている。不特定多数の人の目に触れるわけなので、1つの作品は高評価で世に記事を送り出したい。そう考えている。そんな私だが、今回のロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いは5段階評価中の星2つ。

アニメ作品として、満足して終わるのは難しく、気になる点が多い。このフラストレーションを解消するために、原作をみてみようかとさえ思った。原作へのプロモーション作品と考えるとありかもしれないが、先に挙げた気になる点と、星2つと辛口ながら、良かった!と思う点を挙げていく。

日本語吹き替えを観たいと思った

今回の映画ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いは字幕版で鑑賞した。つまり、英語のアフレコが入っている。私自身、英語は堪能ではなく、日常会話ができる程度。Netflixを活用してヴァイオレット・エヴァーガーデンは英語字幕・英語音声で5回ほど視聴し、しっかり泣けた。ヴァイオレット・エヴァーガーデンに関して言えば、英語音声の作品としても完成されている!と感じる事が、一応できるレベルの英語理解度。感情が乗っているか、乗っていないかは判断できると思っている。

VOICE CASTの人選にこだわりを感じたが、アニメ作品に対して声を当てることが慣れていないのか、声の表現に違和感が残る。特段、主人公たちの表情が豊かな作品ではないし、間が多いため、余計に声の重要性が増す。にもかかわらず、声での表現が足りない。ミュージカルや歌、感情表現なら英語話者の得意分野と思っていたのだが、アニメに乗せると事情が異なるようだった。日本のアニメ文化で育ってきたからか、そんな事を感じてしまった。これは、日本の声優が吹き替えしたローハンの戦いを観たい!と強く思った。

劇中歌とエンディングがカッコいい!

ネガティブな話題だったので、ポジティブな話題を話そうと思う。劇中歌とエンディングの歌がとにかくかっこよかった。特にエンディングは2言語の構成になっていた。英語と、もう一つは何語かわからない。

調べてみたところ、古英語だったようだ。この歌がとてもカッコいい。星1かどうか怪しい作品の星を上げるぐらい素晴らしい曲だった。

ワンフレーズだけローハン語として置き換えられた古英語で歌われる

引用:The Study of Back Endより

自然の描写に力が入っていた

人物に注目しがちなアニメ作品だが、自然に力をいれていた。オープニングは実写か?と思うほど凝っていた。ロード・オブ・ザ・リングの原作も大自然が舞台のためか、相当力をいれているように感じた。

グロテスクなシーンは少なく、見やすい

ロード・オブ・ザ・リングは戦闘が多いと教えられた。確かに、今回の作品でも戦闘はたくさんあったが、グロテスクなシーンは少なく、見やすいと言える。悲惨な部分は映さないカメラアングル(アニメだから未作成なだけだが)だったと思う。そういっても、グロテスクなシーンが0なわけではない。

気になる点

物理法則はどこへ?

ファンタジーの世界なので、物理法則は気にしてはいけないと思うが、気になる点が多すぎた結果、物理法則を無視した演出が気になる。以後ネタバレになるのでご注意。

象(よりも巨大ななにか)を武器で数回突き刺して殺める。湖の主がバカでかい象(よりも巨大ななにか)を食べるのだが、湖の主は無脊椎動物を超えていた。その身体に納まるのか!そして、食べられるのか!と、よくわからない感想が生まれた。

籠城戦にもつれ込み、木製の塔を建て、倒す。倒した時に塔がそのまま橋になる。あのサイズ、あのスピードで倒れたら、間違いなく崩壊するだろう!と思ったら、見事なまでに原型をキープしていた。物理法則はどこへいった。

声とアニメーションに不一致を感じる

ネガティブな感想の時にも触れたが、声に関してまだ気になる事があった。最新の技術で口の形と声を合わせているように見えたが、表情があまり動かない。キャラクターが話している時に、表情を割愛するためか、アングルが引きになる。淡々と物語が進む。起伏がない。その結果、物語が進んだだけで、どのキャラクターにも感情移入ができなかった。

アニメと声の一致が難しいのも充分に承知している。日本アニメの話になって恐縮だが、劇場版 呪術廻戦0にでてくる乙骨憂太役の緒方恵美さんは、声が何層にも聴こえる複雑な音で、凄すぎる。凄すぎて、アニメが追いついていなかった事を覚えている。つまり、声優さんの声とアニメーションのバランスがあることも理解している。ローハンの戦いにおいては、AIの表情みて、一発で人ではないと理解できる違和感、不気味の谷のような感覚を覚えた。声とアニメーションに何かズレがある。

どのキャラクターにも感情移入できなかった

ロード・オブ・ザ・リングの原作を知らないためか、どのキャラクターも感情移入ができなかった。予習不足を言われればそれまでだが、はじめてでも楽しめる!の前評判はどこへいったのか。物語が進んでいく感覚はあるが、盛り上がりポイントもよくわからない。最終的に、どのキャラクターにも感情移入ができなかった。散々アニメを観てきたが、はじめての経験かもしれない。

私の様な素人が観て、たくさんの感想が出た。大金を使って作製したのだから、制作者もこれまで述べた事は重々承知のはず。となると、次回作に期待している自分がいた。

さいごに

この記事の結論:【感想】映画ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦いは日本語吹き替えで観たい!エンディングの曲がすごくよかった!次回作に期待!

やす
やす

こんな素人の意見は、制作者もわかっていると思うので、
きっと、次回改善してくるはず!
まずは、原作の映画を視聴したいと思います!


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Yasublogでは、”生活の質が上がる”をテーマに記事を執筆しています。
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