<レビュー>そなエリア東京|東京臨海広域防災公園2025.03.08(土)入館料無料の家族スポット

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生活の質
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、
瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・ブログ・散歩・瞑想・料理・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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地震、災害が頻発する国、日本。昔に比べ増えてきたように思う。今後、大きな地震がほぼ確実に起こると聞くと、とても不安になる。そんな時「どうしよう!」と慌てふためくのではなく、災害の備えを充実させ、日頃から準備をしておく。そうすれば、もしもの時、生存確率が上がる上に、ストレスは最小限に抑えられるはず。防災・減災を考え、日々の生活に落とし込み、緊急時の生活の質も上げる。


生まれてきて35年が経った。小学生の頃、親族が阪神・淡路大震災で家が半壊した。大学の頃、東北地方太平洋沖地震の凄さの一部を横浜で感じた。そう、あれだけの大災害が起きたのに、私はまだ一度も体感していない。しかし、大人になり家族ができた。妻に、オカメインコの「もい」の2人と1羽の家族だ。家族を守るため、私には何ができるだろう?そう考え、備蓄をするばかりで、実際に何を考えたらいいかわからなかった。そこで、今回は、国土交通省が運営する東京臨海広域防災公園の「そなエリア東京」にやってきた。

<レビュー>そなエリア東京|東京臨海広域防災公園2025.03.08(土)入館料無料の家族スポット

国際展示場駅と有明から歩いて5分ほど。非常にアクセスのいい場所にあった。見晴らしが良く、方向音痴のわたしも迷わずに到着した。

基本情報

●入園・入館 無料
●園地の開園時間 6:00~20:00
●防災体験学習施設の利用時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
●休館日 毎週月曜日、第2火曜日(該当日が祝日の場合は開館し、翌日休館)年末年始および臨時休館日※詳しくはHPのカレンダーをチェック
●HP:https://www.tokyorinkai-koen.jp/map/cafe.php
●TEL:TEL:03-3529-2180 / FAX:03-3529-2188
●所在地:〒135-0063 東京都江東区有明3丁目8番35号

アクセス

【電車】
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩4分
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「有明」駅より徒歩2分
【バス】
都バス 門19甲系統「がん研有明病院前」停留所より徒歩約2分
都バス 東16系統「有明二丁目」停留所より徒歩約7分
【駐車場】
一般駐車場なし。公共交通機関または、周辺のコインパーキングを利用。※但し、がん研有明病院の駐車場は利用不可。
団体バスで駐車場をご利用の場合は、事前予約が必要。 団体見学申込書又はWeb団体見学希望申込フォームの大型バス利用欄に台数を記入。
詳しくはHP参照https://www.tokyorinkai-koen.jp/access/

所要時間など

所要時間

1階:30分程度  ※最大2時間(全ての展示をじっくり観た場合)
2階:1時間程度  ※最大2時間(全ての展示をじっくり観た場合)

1人で見学し、1時間30分程度かかった。しかし、じっくり見学すれば4時間程度楽しめる内容が展示されている。休憩スペースでは飲食も可能。入場料無料で、入口付近には無料のロッカーがあり荷物も預けられるそう(私は見落とした)。家族で出かける場所としても最適だと感じた。

この記事の結論:体験ツアーと展示を通して、防災・減災の意識が高まった。じっくり観たい場合は時間に余裕を持って入場したい。トイレ・自販機・休憩スペースの充実、施設自体が広々としているため家族連れにも優しいと感じた。

1階フロア

大きな建物を入ると、開放感のある1階フロアがあった。この日は15:00過ぎに到着。体験ツアーに参加したかったため、受付で予約をし、ツアー開始時間まで待っていることにした。特に受付パスなどなく、口約束のような感じで予約終了。少し不安になったが、問題なくツアーに参加できました。私の他に周りには2家族ほど待機していました。

所要時間

体験ツアー「東京直下72hTOUR」:30分程度
体験ツアー中の展示物見学:30分程度(じっくり観た場合)

体験ツアー「東京直下72hTOUR」

東京直下72hTOURはタブレットを持って案内に従いながら、問題に答える体験型ツアー。今回は私1人で参加しました。15:30の部で出発。私含め6家族ほどの集まりで出発。

タブレット端末で案内に従い、問題を解いていく

集合時間になり、入場するとタブレット端末を支給される。裏にバンドがあり、落とさないような工夫がされているので安心。対象年齢が4年生以上と説明があり、なぜかな?と思ったが、このタブレットは見かけによらず、やや重い。加えて、表示される案内が大人向け。ツアーが30分程度なので、熟読している時間はなく、大人の私もいくつか不正解となってしまった。これはたしかに大人といっしょに取り組む必要があるのかもしれないと思った。

商業施設10階で発災の想定でスタート

東京直下72hTOURは商業施設10階で発災の想定でスタート。実際のエレベーターに入ってスタートするため、少し圧迫感がある。暗くて狭い場所が苦手な人は別のルートも用意されているので、無理せず申告しよう。

商業施設を抜け、外の世界へ

エレベーターを降り、商業施設を脱出。外に出ると変わり果てた街がリアルに再現されていた。信号機、建物、車全てがリアル(というより実物)。何が起こっているのか把握するのに時間がかかる。加えて、タブレットで指示がでる。相談相手もおらず、少し混乱しながら、問題に取り組むパニック感が、生存のための状況把握と安全確保が必要な被災状況(もちろん実際はもっと緊急で切迫する)と少し似ているのかもしれないと思った。

避難場所:公園

避難所での問題タイムは参加者全員でAかBを当てる2択問題に挑戦。赤いカーペットと青いカーペットに分かれ、こっちが答え!の方に分かれる。大人の参加者が多かったため、2手に分かれることはなく、皆全問正解。しかし、災害が起きたときの災害伝言ダイヤル171は117か迷ってしまった。ここで学べて良かったと思っている。

避難所:家・体育館

被災後の避難生活が少しわかる。ツアーはあっという間に終わってしまうため、タブレット返却をした後に、じっくり観ると良いと思う。おそらく、次の団体がくるまでは見ることができるはず。

この日の外気温は最低3.2℃ 最高6.8℃で寒い日でした。
体験ツアーに参加して感じたのは、少し暑い。
ツアーガイドさんは半袖だったので、体温調節しやすい服装が良さそう。

トイレ・自販機

体験ツアーを待っている間は、トイレ・自販機が近くにあるので安心。男子トイレは小便器10器ほどあったので、混雑の心配もすくなそう。また、1階だけでなく、2階にもトイレあり。体験ツアー時は飲食不可な点に注意したいが、喉が乾いた時の水分補給も心配なし。価格は通常の自販機同様だった。

休憩スペース

休憩スペースは10テーブルほど、座席は30席ほどあった。ツアーを待っている間、座って待っていられる。また、席が満席だったとしても、2階エリアを観て回るなどすれば、待ち時間を有効につかえそうだ。

そなカフェ:長期保存食(防災食)

販売所では防災食が豊富に売られていた。日頃、スーパーやデパート、百貨店などで防災食を見る機会はほとんどありません。最新の防災食がどうなっているのか?こうやって特設コーナーがあるとありがたい。大人にはありがたいホットコーヒーもいただける

たべっ子どうぶつ|ゆかり

乾パンといえば、一般的にはあまり美味しくないと不評なイメージ。私は好物で、ローリングストックの消費でもらうと嬉しい。販売所で気になったのは、長期保存タイプのたべっこどうぶつ。私はたべっ子どうぶつが大好物。乾パンとたべっ子どうぶつが合わさった夢のような保存食。試しに買って食べてみようと思います。美味しければストックします。ギンビスのHPから引用しましたが、賞味期限は5年。製造日によっては4~5年でしょうか。おなじみのパッケージが、もしもの時の極限状態で安心感を与えてくれそうです。となりにはビスコもありました。ネットで調べると、なんとハーベストも発見。選択肢が乾パンのみかと思い込んでいたら、豊富な選択肢で嬉しい。

缶に入った「厚焼きたべっ子どうぶつ」は、賞味期限5年。開けてすぐに食べられるため、災害時の備えにも最適です。
馴染みのあるイラストでほっとできるパッケージとかわいいどうぶつのビスケットは、心とお腹を満たしてくれます。
美味しい保存食として、また普段のお菓子としてもお召し上がりいただけます。
引用:ギンビス公式HPhttps://izameshi.com/ginbis-izameshi/より

ご飯コーナーにはふりかけでおなじみの「ゆかり」が目に止まりました。非常事態にゆかりがあったらたしかに嬉しい。保存期間は3年と短めですが、ローリングストックで消費しやすいのも嬉しいポイント。ゆかりのおかゆが売られていました。ネット調べたところ、ゆかり・かおり・あかりのおかゆ6箱セットも発見。また、お湯かお水でできる携帯食おにぎりと長期保存ようかんのセットもありました。

映像視聴エリアあり

所要時間

「それでも、下水は止められない。」:24分程度
「未来に向けて〜防災を考える〜」:25分程度

入口入ってすぐ左手にアニメ映像「それでも、下水は止められない。」約24分の作品。「未来に向けて〜防災を考える〜」約25分の作品を視聴できます。椅子(犬の形の椅子)に限りがあり、3〜6名での鑑賞になりそう。立ち見でよければ15名ほどで鑑賞できそうです。また、アニメ映像には英語の字幕がついていた。時間の関係上、全ては見れなかったが、次回来る時には全て観てみたい。

「それでも、下水は止められない。」

〜東日本大震災・南蒲生浄化センターの知られざる闘い〜当時対応した職員のインタビュー映像。

  • <発災>[約6分半]
  • <復旧>[約9分]
  • <海Ⅰ>[約4分]
  • <海Ⅱ>[約4分]

「未来に向けて〜防災を考える〜」

津波に対する地域での取り組みの知るアニメーション

  • <考える変・学ぶ変>[約25分]

2階

体験ツアーの順路を進むと2階エリアに進みます。1階の休憩スペースから階段で上がって来ることもできる。自由に出入りができる点嬉しい。

所要時間

きほんの備え・一人ひとりの備え:30分程度
アニメーション視聴:25分程度

きほんの備え|一人ひとりの備え

階段を進むときほんの備え部屋に到着。災害に備えるときの基本が学べます。スマートフォンを利用し、100個のそなえから自分にとって必要な30個(最大)あつめ、PDFでダウンロードできます。備えグッズのよく観察すると、QRコードがついています。それをカメラで読み取ると「このそなえを保存しますか?」の画面に切り替わります。「はい」を押し、自分にとってひつような備えを集めていきます。

実際に私があつめた30個のそなえはこちらhttps://drive.google.com/file/d/1RZUq1eE5YQbNMWMhmmudGrKFTNySOtyM/view?usp=sharing

今回、妻と一緒に来るはずだったのですが、風邪で残念ながら来られませんでした。今回のPDFは誰かに送る機能もあるそう。「妻へ」と記載したかったのですが、アプリ上でタイピングできず、あきらめました。私用として、30個の備えを集めました。

きほんの備え

備蓄だけでなく、家でできる備えの紹介。家具固定具だけでもこれだけの種類の現物を見ることができます。家具を固定していれば、災害の被害を最小限にとどめ、減災に繋がる。生存確率があがるかもしれません。私たち夫婦は引っ越しが多かったため、まだ取り組めていない。1日でも早く、家具固定をしようと思いました。

ひとりの備え

私は35歳男性ですが、人によって状況が様々なことが「ひとりの備え」エリアでわかりました。性別の違いはもちろん、赤ちゃんをかかる状況、車椅子生活、オストメイトなどなど、配慮と協力をしないと乗り切れないぞ…と、100個ある備えを前に、少し考えさせられるものがありました。

映像ホール「東京マグニチュード8.0~東京直下72h~」

映像ホールではアニメーション作品「東京マグニチュード8.0~東京直下72h~」が25分程度で上映されています。ループ再生のため、あとから入ってきても安心。ただし、16:30までの入場制限がありますので要注意。他のエリアをじっくり見学していると、入場時間を忘れてしまいそうになります。

屋上|展望デッキ

屋上には出入り自由の展望デッキがあります。冬場は風と寒さで長時間滞在には向いていないと思いますが、春や秋には過ごしやすいかもしれません。見晴らしが良く、待ち時間の間ゆっくり過ごす場所としてもってこいです。

さいごに

やす
やす

いかがだったでしょうか?
今回はそなエリア東京にきて防災について学びました。
次回の記事では実際の備蓄や、
家でできる減災の取り組みについてもまとめようと思います!


最後までお読みいただきありがとうございます!
Yasublogでは、”生活の質が上がる”をテーマに記事を執筆しています。
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