妻に対して「聴く」の実践-ティク・ナット・ハン-ブッダ愛の瞑想からの学び

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マインドフルネス
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・散歩・瞑想・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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サヤカムナからの推薦図書

@sayakamunaマインドフルネス講師で瞑想歴20年、声のプロに、自信がなかった私の声の指導をしてもらうこと丸2ヶ月。推薦図書が2冊出されました。私の場合「アルケミスト」「ブッダ愛の瞑想」。人によって推薦図書が全く違うから、マンツーマンのレッスンを受けてる人と情報交換するの楽しい。

オススメされる本って、実は失敗する経験が多い

本の内容と実践の話をする前に、オススメされる本って意外と難しいよね。という話。私の以前の勤め先で、取締役が読んでいるビジネス本を何度か借りたり、気になって自分で買ったことがあります。でも、役職や家庭環境だったり、それまでの経験によって、本人が抱えている問題が異なりますよね。そうすると、いくらオススメでもめっちゃ参考になった!というビジネス本はほぼ無かったです。友人同士でおすすめのビジネス書を教えあっても、やはり満足行く情報交換にはなりづらい傾向です。不思議。

読む必要があったから薦めてくれた

https://realfoodkitchen.jp/

夫婦間に目立った問題は特に有りませんでした。2人でリアルフードキッチンというサイトを運営し、活動をしている事を話したところ、何か感じるものがあったようです。おすすめ本を疑わず、サヤカムナを信じてとりあえず買って、読んでみた。

全部刺さるが、特に刺さったのは「聴く」ができているか。

2冊とも買ってよかったぁ…と心のそこから思う本でした。ここに書く具体例意外にも、刺さるところだらけ。文字数が少ないのに、実践できることが沢山あるから、なかなか読み進められない。私の経験では珍しいタイプの本でした。瞑想を仕事にしている人は刺さるはず。

詳しくはP51~P54を読んでほしいです。※要約後の文を読むのは少しマインドフルネスじゃない気がしますが要約しました。

プライドを克服するという章

ベトナムに伝わるお話
・妊娠中の妻を残し、戦争に行った旦那が、戦争から帰ってきた。
・妻と一緒に息子が迎えてくれた。
・妻が市場に買い物に行っている最中に、旦那が息子に「パパ」と呼ばせようとした。
・息子は聞き入れません。「パパは夜、ママに会いに来るんだ。あなたはパパじゃない。」
・旦那は傷つき、深く侮辱された気になった。
・旦那は妻を徹底的に無視するようになり、酒場で1日中過ごすようになった。
・妻は耐えられなくなり、自ら命を断ってしまう。
・息子の行動と話から、パパとはお母さんが夜に自分自身の影に語りかけていた。と理解する。
・旦那は真実を知ったが、妻はもう戻ってこない。

P55〜P57が解説です。

若い父親は妻に事情を聞けばよかったのに、プライドが邪魔して聞かなかった。
妻も、若い父親になぜ無視するのか、聞けば最悪の自体は避けられたのかもしれない。

妻に実践

真に受けるか真に受けないか、という話ではなく、仮に私達夫婦の中で「聴く」ということができていないから起きる“すれ違い”が、もしすでに起きていたら嫌だな…と思ったんです。サロンでの「聴く」訓練も参考に、とにかく聴きました。私の知っているビジネス書にかかれている傾聴とはまた違う聴き方です。

・サービス的な相槌は打たない。
・相手の言う事を良い悪いとジャッジしない。
・沈黙でも待つ。
・全身で聴く。

いつもなら、答えを導き出そうと、私の意図が入ってしまったりしますが、とにかく聴きました。

妻の反応

問に対して、考え込んだり、戸惑ったり、時に涙したり、いろんな感情を見せてくれました。

やすの気付き
優しい声で、妻に対して質問・問をできているなぁと感じました。

1日後の妻の変化

1日経った後の今日、気づいたのですが、喜んでいる時や、楽しんでいる時の笑顔がクシャッとした笑顔になって、より自然体になりました。話してくれる量が増えた気がしますし、私の話もより聞いてくれている感覚がします。聴くというシンプルな行為でも、より良い状態は作れると実感しました。この姿勢で進んでいきます。

やす
やす

家族に実践するのはすごく難しいけど、実践する価値は大きいよね!

ぜひ、聴くを実践してみてほしいです!

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