「自分の好きな物に囲まれていれば幸せ」「一生懸命仕事すれば幸せになれるはず」と信じ、日付が変わる直前まで仕事をして、ストレス解消に買い物をしていた20代でした。頑張った先に待っていたのは、「おさまらない物欲」と、「明るい未来が描けない」独身の現実。とても幸せとは言えない状態。心身ともに追い詰められ、無気力状態に。頑張ることをあきらめ「人生を変えたい！」と決心した時、指針にした考えが「ウェルビーイング」でした。いまでは、妻と円満な夫婦生活を実現でき、やりたいことに没頭できています。
我が家は夫婦2人とオカメインコの「もい」の2人と1羽(気持ち的には3人ぐらし)で暮らしています。大学からの友人で、妻と同い年。結婚4年目で今年で36歳になります。一般的な家庭より、ライフステージが遅めの私たちですが、子どもを意識しないわけはありません。未来の家族の一員が増えた時のために、予習する気持ちで今回の記事を書いていきます。
子どもと幸福度の関係
小さくてかわいい子どものいる家庭は傍から見ると幸せの象徴のように見えますが、統計的な平均値でみると実は幸福度が低いのです。この結果からの教訓は、子育て中には幸福度を高めることに気を配った生活をするように心がけるべきだということです。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
最初からショッキングな引用からはじまります。なんと、統計的な平均値でみると、子どもがいる家庭の幸福度は実は低い。詳細な理由までは書いていませんでしたが「育児」と「家事」「仕事」「プライベートの充実」すべてのバランスが調和するのは難しそうだとイメージできます。引用の後半にも書いてある通り、子育て中には、幸福度を高めることに気を配った生活を心がけた方が良いでしょう。そこで活きてくるのがこれまでに紹介した、夫婦、プライベートの対処法。子どもに対してどう接するか？よりも、まずは生活、人としての基礎固めをするべく振り返っていきましょう。
夫婦の絆を強化する
言葉にする前に落ち着く
ほかにも、「結婚生活のなかでは、喧嘩や言い争いが起きて、互いに感情が昂(たか)ぶってきたら二十分の冷却時間を置くべき」や「互いの気持ちが離れないよう、関係を維持させるための努力を惜しんではならない」「互いにウィンウィンの関係を作り上げることこそ、信頼という言葉の意味」など、米国人らしい提言を行っています。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
また、『ウェルビーイング』の中では、喧嘩をした時の対処法も書かれていました。感情がたかぶった場合は20分の冷却時間をとる。そうすることで、衝突を軽減させよう。そんなアドバイスでした。とにかく、「落ち着くこと」が大切。たかぶった感情をぶつけるのではなく、まず冷静な自分を取り戻す。その上で相手を思いやって言葉を選ぶ。その実践として、このBlogでは瞑想を提案しています。もしくは、呼吸法。普段、なにげなくしている呼吸に意識を向けるだけで、落ち着きを取り戻せる。いつでも、どこでも実践できるため、ぜひ試してみて欲しいです。
プライベートの充実のために
「あなたの言葉が現実を作っている」と聞いた事はないでしょうか？スピっぽい話ではなく、夫婦生活においても通じるところがある。相手に投げかけた言葉によって、関係が成り立っていためです。慎重に選んだ言葉だとしても、伝える言葉に思い込みや、先入観があると、ストレートに伝わらない。そんな経験はないでしょうか。思考の癖に気づくきっかけにも最適なジャーナリング。書く瞑想と言い換えられることもあり、自分と向き合う手法としてもオススメ。自己流で進めてもいいのですが、おそらくそれではジャーナリングの効果がほぼ得られない。そのために一読していただきたいのがこちら。
とにかく書けば良いんでしょ！と思っている人にほど読んで欲しい。そして、頭の中にある言葉を一語一句書き留める、本来のジャーナリングを実践して欲しい。そんな想いで作った記事です。
さいごに
夫婦2人とオカメインコの「もい」の2人と1羽暮らしの我が家では、子どもを授かる前に、夫婦の絆を強くし、生活の基礎固めをしよう。そんな紹介でした。
いかがだったでしょうか？
すでにお子さんがいるご家庭でも実践できる内容だとおもうので、
何かピンとくる内容があれば、ぜひお試しください！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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