鳥の飼育経験がまったくない私(やす)のオカメインコ飼育記録です。鳥好きの妻と相談しながら、少し変わった性格のオカメインコ(シナモンパール♀)の「もい」と一緒に生活する様子を記しています。
オカメインコの「もい」をお迎えして9ヶ月が経ちました。はじめの頃は機嫌をうかがいつつ、慎重にかまっていました。しかし、最近は飼い主たちの食事中も放鳥することがあり、腕から手、食べ物をついばもうとしたところで、無理やり肩に移動させる事もしばしば。PCをかじる時は、掴まえるしかありません(かじらせ続けると壊れるため)。肩に乗っている時はほとんどの事に驚かなくなってきましたが、まだびっくりすることはあります。一緒に過ごす中でわかってきたオカメパニックの原因をご紹介。
オカメパニックの原因
お迎え当初のように部屋を6回以上旋回するような事は無くなりました。それはきっと、家の環境に慣れたから。家具やカーテン、紐が動かない物と理解できたことで、驚く回数が格段に減りました。我が家に慣れてきた「もい」ですが、それでも驚くことがあります。私の推察ですが、お迎え時の参考にしていただけると嬉しいです。
紐や枝が怖い(自分より大きな動物に見えると驚く)
はじめて見る太い紐や大きな枝は怖がります。特に濃い色の木製品は怖がります。怖がる理由は、自分より大きな動物に見えることで本能的に危機感を察知するため。太い紐が動くと、特に驚くように見えます。これは恐らくヘビに見えるのではなか？と思っています。最近ではシジュウカラの鳴き声が解明されつつあり、天敵のヘビを表す鳴き声があるそう。一回り大きいオカメインコであろうと、卵を狙ってくるヘビは逃げるべき対象なのでしょう。
シジュウカラの「ジャージャー」は，恐怖心の表れというよりは，まさに「ヘビ」を指し示す名詞であるといえそうです。
シジュウカラ，仲間の声から「ヘビ」をイメージ！～研究者による論文解説～バードリサーチニュース2018年8月: 3 【論文紹介】
2018年08月09日 著者：鈴木俊貴より
固定されている紐は大丈夫でも、垂れ下がっている紐が少しでも動くと、驚いてオカメパニック。
寝ている時の急な物影
就寝時はナイトカバーをかけ、強制的にカゴを真っ暗にします。そうすると鳥の習性ですぐ寝てくれる。寝たら安心！ではなく、ナイトカバーの隙間からなにか物影が迫ってくるとオカメパニックになります。糞の処理にティッシュを多様するため、カゴの下にゴミ箱を置いています。そこにティッシュを放り込むと、確実にオカメパニックを引き起こします。カゴの中でのパニックは怪我につながるため、避けてあげるべきです。
「もい」が我が家の環境に慣れる前は、オカメパニックが起こっても、一体何に驚いたのか分からない事が不安でした。ようやく、原因が特定できたので、対処もできる。
急な物音(落下の音、特に金属)
放鳥時間が長くなってきた「もい」です。肩に乗って一緒に生活をします。スクワットしたり、歯磨きしたり、調理中の私の利き腕で羽繕いしていたり。たいていのことなら驚かなくなりましたが、すべて平気というわけではありません。物を急に落としてしまった時にびっくりして飛び立って行きます。特に金属は大きな音が鳴るため、驚きます。
迫ってくる掃除機
掃除機の音は驚きません。しかし、音がすると逃げようかどうしようか！と身構えます。そして、近づいて来たらオカメパニック！ケージ内で暴れる事になるため、最近では掃除機を使わず、雑巾がけやクイックルワイパーでフローリングを掃除しています。
くしゃみ
飼い主のくしゃみも驚きます。私のくしゃみは10発中8発は驚かず、残り2発はオカメパニック。妻のくしゃみはまだ慣れないよう。しかし、一緒に生活を続ければ、慣れるのかもしれませんね。
意外と平気な音
珈琲豆を挽く時のグラインダー音は驚かない
珈琲好きな私たち夫婦にとっては嬉しいのですが、珈琲豆を挽く時のグラインダー音は驚きません。一番腑に落ちない「なんでだろう？」です。グラインダーの音はかなり大きい音です。
さいごに
ケージ内でのオカメパニックは怪我につながるため、できる限り注意してあげましょう。放鳥時に怪我しないよう、一緒に過ごす部屋はなるべくスッキリしているとお互い快適だと思います。
いかがだったでしょうか？
一緒に暮らす中で慣れることもありますが、
できたらお迎え前に知っておきたいですね！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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