「自分の好きな物に囲まれていれば幸せ」「一生懸命仕事すれば幸せになれるはず」と信じ、日付が変わる直前まで仕事をして、ストレス解消に買い物をしていた20代でした。頑張った先に待っていたのは、「おさまらない物欲」と、「明るい未来が描けない」独身の現実。とても幸せとは言えない状態。心身ともに追い詰められ、無気力状態に。頑張ることをあきらめ「人生を変えたい!」と決心した時、指針にした考えが「ウェルビーイング」でした。いまでは、妻と円満な夫婦生活を実現でき、やりたいことに没頭できています。
昨年の9月に我が家にやってきたオカメインコの「もい」。家に1羽増えただけで、私たち夫婦はてんやわんやでした。朝のルーティンや放鳥時間の確保。命に関わるため、1グラムの変化に一喜一憂した日々。「鳥1羽でこの目まぐるしさ…もし子どもができたら、いったいどうなっちゃうんだろう?」未知数な子育てへの想像がふくらみ、すでにお子さんのいるご家庭には尊敬の念しかありません。今日は、『ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)』の観点から、「子どもと幸福度の意外な関係」について考え、日の記事の続きとして、今日は特に「離婚が多くなる時期」について深掘りします。
子どもがいると幸福度は下がる?
昨日の記事でも紹介しましたが、子どものいる家庭の幸福度は、統計的な平均で見ると実は低いのです。理由のひとつは、子どもが生まれることで私生活が格段に複雑になるから。
- 夫婦の時間が減る
- 意思疎通が減る
- 自分のケアが後回しになる
- 睡眠や自由時間が奪われる
など、様々なストレスによって、幸福度が低くなると推察できます。そこで前回は、そんな時期を乗り越えるための対処法をご紹介しましたが、今回はさらにショッキングなデータを共有します。

離婚率が1番多くなる時期は0歳児のいる夫婦。
さらに注意すべきことに、零歳児のいる夫婦の離婚が一番多いという統計データがあります。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
なんと、零歳児のいる夫婦の離婚が一番多いという統計データがあるようです。新しい命の育児は夫婦どちらにとっても未体験の連続。生活リズムの乱れや、睡眠不足、身体的な疲労に加えて、精神的にも追い詰めらるでしょう。育児への向き合い方の違いが顕在化しやすい時期でもあります。「手伝っているつもり」と「自分だけが抱えている」というすれ違いが、感情的な溝を生むきっかけに。どちらかが大変な思いをし続けるのではなく、夫婦がチームだと捉えられていれば、この危機は未然に防げそう。大変な中でも、お互いに自分の時間を作れるような工夫ができたら更に良さそうです。

確かに、私の地元では結婚年齢が早い事に加え、いくつかの夫婦が実際に離婚していました。色んな事情があっての決断だとは思いますので、良い悪いでは語れない部分。しかし、お互い惹かれ合っての結婚したわけなので、できれば別れず、いい関係を保てるヒントとしてこのブログが活用されたら嬉しいなと思います。
子どもが巣立つまで幸福度は低い?
さらには、子どもができて巣立つまでは幸福度が低いという研究結果もあります。
ウェルビーイング 新書 – 2022/3/19前野 隆司 (著), 前野 マドカ (著)から引用
これは、親として自然なことかもしれません。「自分よりも子どもを優先する」ことが当たり前になる時期。自由や達成感は減り、我慢の連続になることもあります。ですが、「幸福度が低い=不幸」というわけではありません。我が子がいるからこそ得られる喜びや、家族とのかけがえのない時間があるのも事実。家族と過ごす時間の意味や価値をどう見つけるかが、日々の幸福感につながるのだと思います。例えば、「私は父(母)としてどう在りたいか」そんな問いを自分に投げかけながら、自分の役割と、在り方をもって、家族との時間を味わっていけたら素敵ではないでしょうか。
ちなみに、私は普通に大学へ行き、普通に就職したわけですが、社会人になってかなり辛い時期がありました。自分なりの対処や処世術は身につけましたが、普通に雇われる以外の選択肢(自分でビジネスをおこすなど)を子どもに提示してあげたいな、などと考えていた結果、タイミングが遅れてきている状態です。それでも、この世は楽しいから、一緒に楽しもうぜ!と言えるマインドになってきたため、そろそろ夫婦で相談していきたいと思います。
さいごに

いかがだったでしょうか?
『ウェルビーイング』についての記事は一旦終わり。
これからどんなテーマを扱っていこうか、検討中です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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暮らしと心を整えながら、心地よい日々に変えていくヒントを発信しています。
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