【レビュー】テノールまみれのニューイヤーコンサート Vol.9|~年の初めからヘビー(蛇)だぜ~《Every day縁日008》

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友人知人
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、
瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・ブログ・散歩・瞑想・料理・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

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忙しかった会社員時代には知ることができなかった、どこかで活躍する友人・知人を巡って縁を深める企画。Every day縁日。実際に訪れて、お話して、素敵だな!と感じた体験レビューを紹介しています。今回はテノール歌手の歌声を聴きに行きました。


2025年がスタートして4日が過ぎたころ、新年ムードの中、テノールコンサートに行ってきました!これまでの人生の中で、オペラ含めクラシックなコンサートに行った記憶がほぼ無い私ですが、はたして楽しめるのか?ドキドキしながらの初鑑賞。場所は渋谷文化総合センター大和田伝承ホールの夜の部に参加してきました。

【レビュー】テノールまみれのニューイヤーコンサート Vol.8

場所:渋谷区文化総合センター 大和田伝承ホール
日時:2025年1月4日(土)
公演:第1回13:00開演(12:30開場)
   第2回18:00開演(17:30開場)
チケット:4,500円(一般指定席)
     3,500円(桟敷自由席)
     第一回、第二回通し券:合計金額より1000円引き
チケット情報:https://www.gettiis.jp/event/detail/101450/H32027

8人のテノールが聴ける贅沢なステージ

先に書いた通り、初鑑賞でドキドキでしたが、大満足のコンサートでした!昼にたまたま友人と遊んでいたため、友人の分の当日券を買い求め、一緒に観ることに成功しました。一般指定席と桟敷席で少し離れましたが、両サイドにある桟敷席は、ゆったりした作りで、鑑賞しやすそうでした。自由席の埋まり具合は2割り程度だったので、狙い目かもしれません。私は、事前にチケットを知人にお願いしていたため、一般指定席から楽しみました。大満足だった理由を記事にまとめていきます。

公演中の撮影はおおむねOK。演奏を遮る撮影はNG。フラッシュも禁止。

声は楽器として紹介する文化に感激

通常のコンサートに行ったことがないのですが、テノール歌手は1公演に1人か2人ではないのでしょうか?「テノールまみれ」は、8人の歌手の歌声を聴くことができる特殊なコンサート。次の歌い手はこの人!と紹介する時、気になる紹介のフレーズを耳にしました。

次の演奏は〇〇さんです!

おや?演奏…?「次の演奏は…」と続くと、頭が勝手に「楽器」をイメージしました。しかも大人数の楽器隊を想像してしまう。ですが、出てくるのはテノール歌手。人です。このあと、歌を聴くと一発で理解できるのですが、マイクが無い生歌で、空気が振動する。身体全体を使って発声する。「そうか!」声を楽器として捉えているのか!と理解でき、その文化に感激しました。

一人一人、個性的な歌声

もしかしたら、学校の課外授業で、テノールを聴く機会があったのかもしれません。自分でお金を払って、聴きに行くのは、今回が初。楽しめるのかな?と不安でしたが、そんな心配は不要でした。個性的な歌声の8人を聴き比べるのが楽しい!テノールのイメージは内にこもった声だったのですが、頬を貫通するほど、声が前に響く方や、高音の響きが素敵だなと感じる方、高音が斜め上に響く感じの方、どっしりとした声の方、とにかく楽しそうに歌ってくれる方。それぞれ、歌声に特徴がありました。

8人も聴き比べると、おおよそ自分の好みが出てくるようです。素人の私にわかりやすく、特に惹かれたのは、新堂さん、川出さん、吉田さんの3名。デュエットで推しが出てくると、これまた嬉しい。そんな楽しみ方をしていました。

懐かしの曲に表情が緩む

このコンサートのタイトルが「テノールまみれのニューイヤーコンサート Vol.9|~年の初めからヘビー(蛇)だぜ~」から、なんとなく察する事ができたのですが、後半はお楽しみ要素がありました。ガチガチのクラシックではなく、ドラマ主題曲や、懐かしのあの曲!をテノールバージョンで演奏してくれました。

今回の公演、特殊だな!と感じたのは、テノールの8人が仮装して歌うところ。楽しそうにパフォーマンスしている姿に、会場が湧きました。懐かしのドラマ主題歌をプロが歌う。それだけでも満足できそうですが、コスプレまでして観客を楽しませてくれました。いつも応援してくるファンのため、サービス全開、表情が緩みっぱなしでした。集中しすぎたこともあり、当日写真があまりにも少なすぎたため、他の方のブログを紹介します。至近距離のベストアングルが大量!

欲を言えば、9割クラシックにして欲しい。

素直な感想を言えば、私は、人生初のテノールコンサートだったため、クラッシックな曲が聴きたい!と感じました。そう思ったのは、8人のテノールが個性的だったから。8人が大集合して、プロの声を聴き比べられるのは、おそらくここだけ。懐かしの名曲だと、原曲がちらついて、つい比較してしまう。「ここがこうなってて、テノールの歌い方のこの部分が好みだな」と、考えながら聴いてしまう。専門家ではないので、余計な思考でした。もっと、空っぽな状態で「素敵な声!」「美しい歌だ!」ぐらいの感覚で、声を捉えられたら嬉しい!と感じました。お気に入りの曲は「Nella Fantasia」「聞けよ、ひばり」「タラの歌」でした。新しい曲に出会えると、お得な感じがします。

終演後、さっきまでパフォーマンスしていた歌手と交流ができる

さきほどまで、ステージでライトを浴びていた、あの歌手と交流ができました。これは嬉しい。お芝居だと、熱狂的なファン以外は、演者と交流する機会は無いように思ます。テノールまみれは、演者と交流ができました。一緒に写真を撮ってもらえて大満足。

これで4,500円は破格ではないでしょうか。運営が大丈夫なのかと心配になるぐらい安い。

結局、楽しそうに奏でる声が聴きたい

前半はプロのパフォーマンスに大満足の拍手。後半は内容盛りだくさんで、ドッと笑いが起き、懐かしの名曲を素敵に、軽やかに歌い上げ、拍手、拍手でした。会場が湧いたのは、歌い手が「楽しそうにパフォーマンスしてくれたから」だと感じました。であれば、歌い手の得意な楽曲を聴いてみたい!とも思いました。十八番まみれ。もしかしたら、そういう構成だったのかもしれませんが、この歌い手さんの「この曲を聴きに来た!」と、毎回聴ける場所があると、もっとリピートしたくなりそうです。

そんな事を言っていますが、大満足のコンサートだったため、次回の海老名公演も必ず行きます!

次回開催

2025年7月21日(月祝)海老名文化会館小ホール

出演者リスト

ここからは当日プログラムのリーフレットと演者のSNSなどをまとめています。

大田 翔(Ota Sho)

川出 康平(Kawade Kohei)

下村 将太(Shimomura Shota)

新堂 由暁(Shindo Yoshiaki)

高柳 圭(Takayanagi Kei)

持木 悠(Mochiki Yu)

吉田 連(Yoshida Ren)

渡辺 大(Watanabe Dai)

プログラム 夜公演・昼公演

夜公演

  • マッティナータ(R.レオンカヴァッロ)
  • 勿忘草(E.D.クルティス)
  • 歌劇『トゥーランドット』より 誰も寝てはならぬ(G.プッチーニ)
  • 喜歌劇『微笑みの国』より君こそ我が心の全て(F.レハール)
  • ローマのギター
  • Nella Fantasia(E.モリコーネ)
  • Time to say goodbye(F.サルトーリ)
  • II moi cuore va(J.ホーナー)
  • 歌劇『不思議の国のアリス』より タラの歌(木下牧子)
  • 聞けよ、ひばり(詩:シェイクスピア/訳詩:吉田映子/曲:横山潤子)

-休憩-

  • ガラガラヘビがやってくる
  • おんがく(詩:まど・みちお/曲:木下牧子)
  • 風をみたひと(詩:木島始/曲:木下牧子)
  • 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』テーマ【インスト】
  • ドラマ主題曲メドレー※
  • ザ・ピーナッツ恋のメドレー
    ~恋のフーガ~恋のオフェリア~恋のバカンス~

※ドラマ主題曲メドレー内容
Love so sweet【花より男子】
空も飛べるはず【白線流し】
タイガー&ドラゴン【同左】
LA LA LA LOVE SONG【ロングバケーション】
Dr.Xのテーマ【同左】
空と君との間には【家なき子】
サボテンの花【家なき子】
最初から今まで【冬のソナタ】
Hero~Holding out for a Hero【スクール☆ウォーズ】

昼公演

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