「一生懸命に働いたら幸せになれる」と信じ、昭和的な働き方をした約10年。燃え尽き感を感じるほど、やりきった時には心身ともに疲弊していた。残念ながら幸せになれなかった。自ら追い込んだ底から「人生を好転させたい!」と決意し、約6年以上が経った。今では再就職し、サラリーマンとブロガーの2本柱で満足行く生活を送っている。失敗談と成功例をシェアしています。
少し後ろ向きなタイトルになりました。「せめて自分自身の味方であれ」これは、つい頑張りすぎてしまう人、やる気が無くなるまで追い詰めてしまう、そんな人に向けたブログです。新しい環境での仕事を半年続けた私の状況と、私の周りの人たちも陥っている状態をまとめました。
せめて自分自身の味方であれ

以前こんな記事を書きました。自分らしくないミスが続いた時、脳が暴走しているから瞑想しよう。
もちろん、具体的な対策を立て、実行するこはもちろん。冷静な分析も必要。その上で、瞑想をすることで、単純なミス、アウトプットの乱れを解消できる。そんな話しでした。また、脳(DMN)が暴走していると、ネガティブな思考に繋がりやすい話もしました。悪い状況を想起するだけならまだしも、今回取り上げたいのは、自分との対話。セルフトークについてです。
日常的に自分を責めている

日常で、仕事で、ミスをした時、うまく行かない状況を思い出して欲しいのですが、自分とどんな会話をしているでしょうか?「なんでできないんだ!」「こんな簡単なこともできないなんて〇〇だ」だとか、不機嫌に、怒りをぶつける対象になっているのではないでしょうか。
私自身が昔そうだったので、実体験として共感できます。しかし、自分に対してキツく当たるのは早めに辞めたほうがよさそう。これも実体験ですが、責め続けた結果、心の病のような状態になりました。部屋を見てみると、あふれかえる物。充実していない私生活。心の欠落を埋めるため、歪んだ欲求が膨らんでいったのでした。
1日の内省、セルフトークは1万回

それもそのはず。認知科学者によると、1日の内省、セルフトークは1万回以上との事。どうやって数えたのか気になるところですが、自分の生活に置き換えてみると、到底1万回も自分と対話しているとは思えませんでした。ですが、専門家が言うことですので、それが正しいとして話をすすめます。そして、無自覚にも1万回ていど自分を追い詰める可能性があるとしたら?と考えると、ゾッとしました。それと同時に、改善したら、人生変わるかも?と信じたくなったのです。
仕事をしていると、1万回とは言わずも、1000回程度は自分を追い詰めるような会話をしていました。褒めることなどほとんど無く、ストイックに、自分に厳しくすることで成長すると思っていたのです。
自分を追い詰めるのではなく、うまく付き合い、褒める

しかし、自分を追い詰めても良い結果はなかなか生まれません。私の場合、上司や周りの理解があって、どうにか結果や評価に繋がっていた話でした。新しい職場でも、慣れない作業に、連日の指摘。「どしてミスが続くんだ…」と、やっぱり自分にがっかりするようなセルフトークをしていました。ある程度正当性がある場合もありますが、具体的な策を講じ、次回実践するのなら、自分を責める対話は不要。むしろ、うまく行ったことを褒め、喜び、自分の中のセルフイメージを保つことが重要だと最近理解できてきました。
俗に言う、成功者やスポーツマン、輝いて見えるパフォーマーは上手に自分と付き合えている可能性が高い。最近はYoutubeなどでインタビューが見られる機会が増え、それぞれの人生論が垣間見えます。話しを聞くと、うまく付き合い、自分を褒めるのが上手に見えます。それらも参考にすると、やはりタイトルにも書いた「せめて自分自身の味方であれ」と思うのです。自分のご機嫌を他人に委ねるのではなく、自分自身でうまく付き合う。人生が楽になる第一歩だと感じています。
さいごに

逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!は理想的なセルフトークではなさそうですね。逃げたくはない。ではどうする?どんな状況が理想?と質問して、行動に移すのが良さそうですね。あえて、自分を責めない。ここ、テストにでるかもしれませんよ。
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