観葉植物を買っては枯らすを繰り返していた20代、30代で結婚を機に定住できたので園芸に再挑戦。寒暖差の比較的緩やかな東京のベランダと出窓で試行錯誤し、なんとか園芸ライフを満喫してる。失敗談と成功例をシェアしています。
観葉植物のある生活に憧れ、色々と試してみました。その中で付き合いが長くなってきた「ガジュマル」の手入れをしたいと思い立ちました。枝を伸ばしっぱなしにした結果、葉が密集。葉が重なり、すべての葉に日光が当たらないと、生育が心配なので、剪定を行いました。切ったあとに出る白い樹液は触らない様に注意が必要。間違って手に付くと、かゆみが出ます。
ガジュマルの挿し木の増やし方
ガジュマルの剪定に適した時期は、真夏を除いた5~9月の間です。気温が高い間はガジュマルの成長期にあたるため、15℃以上のぽかぽか暖かい気候の頃に剪定をします。
参考:Green Snap STORE ガジュマルの剪定時期はいつ?大きくしたくないときは丸坊主にする? より
順調に育つと、立派な根っこをつけてくれます。
準備するもの
- メネデール
- ペットボトル
- 水
- 剪定バサミ
準備するものはこの3つと水。土は使わず、水耕栽培で発根させます。生育に必要な水とメネデール、ペットボトルでもじゃもじゃ発根させましょう。
植物初心者にとって、メネデールの出番はかなり少なく、1番小さいサイズの100mlでOK。Amazonリンクは100mlです。やすいから大きくていいか!と勢いで200mlを購入した私は、使い切れずに困っています。
下準備:メネデールに30分〜1時間程度漬ける
剪定した枝の切り口をメネデール水に浸します。パッケージの説明に書いてあるとおり、100倍で希釈したメネデール水をつくり、切ったガジュマルの枝を30分〜1時間漬けます。
ガジュマルは植物の中でも、おそらくたくましい。メネデールが無くても発根するかもしれませんが、今回はメネデールを使った方法を紹介しています。今のところ発根率100%です。(発根せずに捨てることになると悲しいので、毎回この方法を採用しています。)
剪定する枝は自由
剪定にあたり、色々とリサーチしましたが、剪定の仕方に正解はなさそう。今回は、ガジュマルの葉にまんべんなく日光が当たるように剪定しました。剪定後の枝は葉を落とさずにすべて残しました。挿し木の枝を用意したら、ペットボトルに水を張って次の工程へ。
剪定の仕方に正解はなさそう。全て刈ってしまうしまう人もいるようです。自由と言っても、てでもぎるのはNG。剪定バサミで切り口をきれいに切ってあげた方生育によさそうです。
ペットボトルに移す
メネデールに漬け終わったら、ペットボトルに移します。ついついペットボトルをカットして、枝の高さに合わせたくなるけど、今回のもじゃもじゃ発根法では、ペットボトルは切らなくてOK。水の量は満杯もしくは8割。漬けた部分から根っこがでるので、ここからは根が出てきてほしくないな〜、と思うポイントがあれば枝の浸水位置を調節しましょう。私は特にこだわりが無かったので、全体的に漬けました。
難しい話はなく、切った枝を、ペットボトルに一輪挿しするだけ。
植え替えを行って気づきましたが、枝全体から発根し、長く根が成長すると適した鉢を見つけるのに苦労します。切り口付近に根を集中させたほうが、植え替え時に困らないかもしれません。
気をつける点
- 日光を当てる
- 水は2〜3日に1度を目安に変える
ペットボトルに入れ、水を張ったら、日光に当てましょう。風通しが良い場所の方が生育しそうです。水は2〜3日を目安に変えましょう。漬け始めて運が良ければすぐに発根しますが、白い塊のカルスが出ます。これは根ではありませんが、異常でもありません。水を取り替える時に落としても、落とさなくてもOK。根が出てくるまで辛抱強く待ちましょう。
写真左は水に付け3日程度。写真右は1週間。発根には2〜3週間かかる場合があります。風通しの良い場所を選んであげると、すくすくと育ちます。
順調に根が育ったら
根が育ったら放置しすぎず、鉢に移し替える
ペットボトルの容器が透明で、発根した根っこがよく見えます。観察が楽しいので放置しがちですが、なるべく早く移したほうが良い。というのも、根っこを育てすぎると、そのサイズに見合った鉢を用意する必要があり、けっこう大変。できれば早めに土への植え替えがオススメ。写真ぐらいの根が出たら移してあげる。ガジュマルから新しい黄緑色の葉が出るのを目安にしてもいいかも。
補足:気温がグッと下がり、植え替え後の様子に差が出てきました。黒土主体よりも、観葉植物の土の方が元気。水はけの良い土の方が好みなのかもしれない。
鉢は底に穴が空いているものを使用
植え替える鉢は底に穴が空いているものを選びましょう。映えを求めて、おしゃれな器・鉢が良い!とこだわった結果、底に穴が空いていないもの選んでしまうと、根腐れの原因になります。植え替え直後は良くても、時間とともに、植物の根はどんどん伸びる。底について水はけが悪いと、根がダメになってしまう。底に穴が空いている鉢を買うのは、クセにしたほうが良い。
3ヶ月経過するとここまで成長します。
約3ヶ月程度、水耕栽培を続けていたらここまで根を付けました。このままずっと水耕栽培でいいのでは?と思うぐらい立派な根っこ。もじゃもじゃです。また、枝の頭頂から新しい葉が出ているのがわかります。うん、順調そのもの。
横から見るとこんな感じ。500mlペットボトルに入れて育てたので、長さが出ました。もう少しコンパクトだと植え替えやすい。もじゃもじゃが嬉しくて、つい、やりすぎてしまった。
実際の根の状態(水からだしてみました)
さいごに
この記事の結論:ガジュマルの増やし方、簡単もじゃもじゃ発根法は、剪定済みの枝の切り口をメネデール水に30分〜1時間浸し、水の入ったペットボトルに一輪挿しするだけ。
いかがだったでしょうか?
剪定は暖かい時期がおすすめ!
今年の5月頃から挑戦してみてね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
Yasublogでは、”生活の質が上がる”をテーマに記事を執筆しています。
僕のプロフィールなどは、以下のリンクをご覧いただけると嬉しいです!
コメント