心地のいい生活、ちょうどいい丁寧さは人それぞれ。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
マインドフルネス
この記事を書いた人
清水 康行

やす|清水康行
1989年生まれ。
食べる・動く・寝るを365日向き合っています。
ブロガー・ライター
リアルフードキッチン代表、
瞑想講師資格:WINメディテーション®公認プランナー
趣味:健康に向かう・生活の質を上げる・ブログ・散歩・瞑想・料理・アニメ鑑賞・読書・ダーカウ

清水 康行をフォローする

「仕事は忙しいけど、明るい未来が描けない」過去の私は大きな不安に包まれていました。約10年、「一生懸命に仕事をすれば幸せになれる」と信じ働き、頑張りすぎた結果、燃え尽きました。そこでようやく気づきます。「自分の人生を歩むために、生活を立て直す必要があった」。 あれから6年。 サラリーマンとブロガー、2つの軸で心地よい暮らしを築いています。Yasublogでは、人生を立て直した実体験をもとに、暮らしと心を整えるヒントを、失敗談と成功例を交えてお届けしています。「何かを変えたい」と思っているあなたへ。このブログが、小さな一歩を踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。


仕事が終わり、近所のスーパーに20時ごろ、今晩の夕食の食材を探しにやってきました。疲労がピークになると、なぜだか即席ラーメンが食べたくなるな…と思いつつ、4往復ほど眺め、あきらめました。辛いものか、定番か、手に取る直前、脳内で味を再生してみたら「今欲しいのはこれじゃない」と踏みとどまりました。精製食品売場に行くと、肉や魚に半額シールの商品が何点もありました。特に肉に多く、少し色が悪くなっている。スーパーはゴールデンウィークの世間の動向を読み間違えたのでしょうか。売れ残った食べ物たちがそこに在りました。

心地のいい生活、ちょうどいい丁寧さは人それぞれ。

フードロス削減に貢献できるし、お財布に優しいので、積極的にお勤め品を選ぶようにしています。いつもなら、創作料理を楽しむ余力があるが、今日はどうにも頭が働かない。豚・牛・鶏をみて、焼く・茹でるの映像しか頭に浮かばない。唯一、鶏のハツはにんにくとネギとごま油で炒めた様子を絵でイメージできたが、下処理にかかる調理時間を考え、あきらめた。精肉コーナーを3往復ほどして、半額の豚肉をゲット。野菜は水菜を格安で購入できたので鍋にしました。

頂く命に評価するなんておこがましい

鍋を作るにしても脳に負荷をかけたくない。ケトルでお湯を沸かし、野菜ときのこをざく切りにする。鍋にきのこ、野菜を入れたら、沸騰したお湯を注ぐ。気分が乗れば、ダシとして昆布を投入する。私が食べ始めてしばらくすると妻が帰宅し、一緒に食べることができました。野菜ときのこを多めに入れたので、想像以上に喜んでくれました。けれど、大して調理をしていないので、不意にこんな言葉が口から出ていました。「大した料理じゃなくてごめん」、妻の反応は「これも立派な料理だよ!ありがとう!」と言い、遅い帰宅に温かい料理が食べられて大満足だったそうです。

豚の命、野菜、きのこを調理しているのにもかかわらず、「大した料理ではない」と口にしてしまい反省しました。日ごろ、手の込んだ料理(わたしからすると)を作ってくれる妻に対して、お詫びをしたつもりで発した言葉でした。「鍋も立派な料理だよ」と、言われ、確かにそうだったと、初心を思い出します。命を頂く観点で言えば、どんな料理でも、立派、お粗末とは評価できないはず。もし、日ごろの料理を振り返って、他人と比べ謙遜しているなら一度、ご自身の食事を見つめ直してはいかがだったでしょうか。

コーヒーを淹れる。豆を挽く?粉で十分?

休日にコーヒーを愉しむ。平日では叶わない、ゆったり時間を過ごす。夫婦揃ってコーヒー好きだが、妻と私では楽しみ方が異なる。コーヒー豆の販売店で働き、豆の知識を勉強し、ダブルワークのお菓子屋さんではエスプレッソ・ラテを提供する妻。性格も相まって、丁寧なハンドドリップが得意で、リッチな豆を使うときは、お願いするようになった。

私はといえば、豆を挽かず、粉でハンドドリップする。豆を挽く時のミルの音や、計量など、気を使う作業が増える。大した話ではないけれど、相当余裕がなければ、豆を挽く作業が負荷に感じる。私にとってはキャパオーバー。もちろん、来客が来たり、妻と飲む場合は喜んで、進んで豆からのコーヒーを楽しみます。

さいごに

タレントやインフルエンサーのキラキラした生活が正しい、手抜きが間違っていると評価する話ではありません。「プロの味」、「手抜き」とは評価せず、そのときの自分にとって、無理なくできること。気持ちよく楽しめる範囲で、私のためにできるだけ手をかけること。それが、自分にとっての「ちょうどいい丁寧さ」なのだと思います。

誰かと比べたら、雑に見えるかもしれない。もっと手をかけたほうがいい、と言われるかもしれない。
でも、自分にとって心地さを追求すること。時には背伸びして、「やっぱり違うかも」そんな体験も織り交ぜながら、生活の質が向上していく。小さな積み重ねが、暮らしの質を育ててくれる。今日も、あなたにとっての心地良い生活を求めて命の時間を使う。ちょうどいい、私だけの丁寧さを自分に体験させてあげる。

やす
やす

今日も、自分を喜ばせるために、小さな一歩を。
雑でもなく、丁寧すぎでもなく、
今の自分にとって、ちょうどいい心地よさを大切にしていきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Yasublogでは「ととのえながら、世界が変わる。」をテーマに、

暮らしと心を整えながら、心地よい日々に変えていくヒントを発信しています。
「何かを変えたい」「もっと穏やかに生きたい」そんな時に、

また立ち寄っていただけたら嬉しいです。
▼ これまでの記事やプロフィールはこちらからご覧いただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました